関西風お好み焼きを作る。焼く料理とようやく仲良くなれた気がする(料理第29弾)
どうも。お好み焼きは、関西風お好み焼きの方が好きなギャクバリです。
ちなみに、5日ぶり(月曜以来)のブログ更新ですが、元気に生きています。
なかなか、平日に料理記事の更新は厳しかったのですが、
休日の内に、作って更新していきたいと思います。
というわけで今回は、「関西風お好み焼き」を、
『料理のきほん練習帳 かんたん!お店の味(小田真規子著)』を参考に作ります。
(1)関西風お好み焼きを作ろう
①材料(2枚分)(直径26cmフライパンを使用)
・豚バラ薄切り肉…80g
・キャベツ…4枚(200g)
・紅しょうが(粗みじん)…10g
・やまといも(すりおろす)…50g
・小麦粉(薄力粉)…80g
・水…1/2カップ(100ml)
・塩…小さじ1/2
・揚げ玉…大さじ2
・削り節…1袋(5g)
・卵…2個
・サラダ油…大さじ1
(以下、出来上がりに塗ったり振ったりする材料)
・中濃ソース…大さじ4 ※お好み焼き用ソースがあれば、それが良いと思います
・マヨネーズ…大さじ4
・削り節、青のり…それぞれ、好きなだけかける
②豚肉は5cm幅に切る。キャベツの葉4枚は、葉と芯に切り分け、葉は縦4等分に切って重ね、5mm幅に切る。芯は薄切りにする
まずは、豚バラ薄切り肉80gを5cm幅に切ります。
次に、キャベツの葉と芯の部分に切り分けます。
それで、葉の部分は縦4等分に切って重ね、5mm幅に切ります。
キャベツの芯は薄切りにします。
キャベツの芯(キャベツの葉をベリッと剥がして1枚にしたら、真ん中に通っている固くて白い部分)を切るのは、料理本と同じようにしています(下の左側画像の丸で囲んでいる部分を参照)。
ただ、料理本の方では、キャベツを細長く5mm幅で千切りのように切っているのですが、
私としてはどうも、お好み焼きのキャベツはみじん切りのイメージがあったので、下の右側画像のように粗いみじん切りにしています。
ちなみに、みじん切りは、4枚の葉を1枚1枚、縦に切った後に、横に切っただけです。
4枚の葉をまとめて重ねて切れば、時間短縮になるかもしれません。
③ボウルに小麦粉80gと水100ml(1/2カップ)と塩小さじ1/2を入れて混ぜ、すりおろした「やまといも」50gを加えてとろりとするまでよく混ぜ合わせる
続いて、ボウルに薄力小麦粉80gと、水100mlと、塩小さじ1/2を入れて混ぜます。
小麦粉と水を箸で混ぜ合せていると、パン生地になる手前くらい(?)にまとまってくるので、小麦粉と水がまとまるまで混ぜるとよいと思います。
それから、「やまといも」をすりおろします。「やまといも」が売っていない場合は仕方がないので、似たような長芋か山芋をすりおろしましょう。
私は長芋を使います。残っても仕方がないので、1本全部すりおろしました。
大根と違って、長芋はあっという間にすりおろせるんですね。
そして、すりおろした「やまといも(私は長芋)」を加えて、とろりとするまでよく混ぜ合わせます。
私の場合、長芋を沢山使っているせいか、早く菜箸で混ぜたときにモコモコと盛り上がってきて面白かったです(その瞬間を下の右側画像で写真に撮りました)。
長芋のために、すりおろし器を買いました。
お好み焼きに、すりおろした長芋か山芋を入れないのは、私の中で考えにくかったからですからね(実家で作っているのを見たことがある)。
ダイソー(100均)の透明なすりおろし器が、受け皿のサイズが少し小さいかな?と思いましたが、200gくらいの長芋をすりおろす分には、サイズがピッタリで助かりました。
④別のボウルにキャベツと紅しょうが、揚げ玉大さじ2と、削り節1袋(5g)を入れて混ぜたら、卵を割り入れ、③で作った生地を加えて、底からすくうように混ぜ合わせる
そして、別のボウルにキャベツ、紅ショウガ、揚げ玉大さじ2、削り節(かつお節のこと)1袋(5g)を入れて混ぜ合わせます。
紅ショウガは、食べ物の色としては好きでないので私は入れていません。
削り節は、前に七草粥を作ったときの分が残っていたのを思い出し、残っていた分を使いました。
ただ、1袋2gしか入っていなかったので、2袋使っています。
その後、③で作った生地を加えて、底からすくうように混ぜ合わせます。
③で使ったボウルの方が大きければ、大きいボウルに合流させた方がよいと思います。
ボウルが2個もなかったので、ラーメン皿で代用しています。
それで、キャベツや卵等を混ぜ合わせた後に、元々のボウルの方に合流させました。
⑤フライパンに油1/2量を中火で熱し、生地1/2量を直径15cm、高さ2cmに広げ入れて、豚肉1/2量をのせる
それから、フライパンに油1/2量を中火で熱します。
材料を全部1/2にしているのは、2枚作るためですね。
ただ、油は多めに使った方が作りやすいように思いました。
油が多いと、焦げる心配をしなくて済みます。
油を熱したら、生地1/2量(半分)を、直径15cm、高さ2cmに広げ入れます。
後で生地をひっくり返すことを考えると、やや小さめの方が作りやすかったです。
そして、生地の上に、豚肉1/2量をのせます。
画像の下の方をよく見ると、かなり油を敷いているのがお分かりいただけるかと思います。
また、豚肉は、小分けで安く売っていたしゃぶしゃぶ用の豚肉を使っています。
切らなくてよいし、美味しくできるのでラクです。
⑥4~5分焼き、焼き色がついたら裏返す
4~5分生地を焼き、焼き色がついたら裏返します。
焦げないか気が気でなかったのですが、何分かしたら生地が固まってきて、
フライ返しでつつくと、まとまった形の生地が油の上を滑っていたので「大丈夫そうだな」と感じました。
そして、運命の分かれ道、生地をひっくり返します。
フライ返しを右手に、木べらを左手に、思い切ってひっくり返したところ、
奇跡的に成功しました。
⑦竹串で穴を10か所あけて、また4~5分焼き、再び裏返して1分焼く。中濃ソース大さじ4とマヨネーズ大さじ4を塗り、器に盛って、削り節と青のりをふる。残りも同様に焼いて完成
続いて、竹串で穴を10か所あけるのがポイントなのだそうです。
穴をあけることで、焼き上がりがふっくらになるとのこと。
竹串はないので、つまようじで10個以上穴をあけておきました。
そして、裏面も4~5分焼いて、再びひっくり返します。
やはり、2回目に裏返すときの方が、形がしっかりしていて裏返しやすかったです。
勿論、油断は禁物ですが。
さらに、もう一度ひっくり返して1分焼いたら火を止めます。
フライパンの上でソースやマヨネーズを塗ってもよいですが、
皿の上で塗ってもよいと思います。
料理本には指定がありましたが、ソースとマヨネーズを好きなだけ塗ってよいのではないでしょうか。
ソースはお好み焼き用のおたふくソースが美味しいですね。
ソースを生地の上にかけた後にスプーン等で塗りつぶし、その上からマヨネーズをかけるとよいと思います。
後は、お好みで、削り節(かつお節)と青のりを振ったら完成です。
(2)関西風お好み焼きを食べよう
完成したのがこちら。
食べてみたところ、
「もしかすると私は、料理の中でお好み焼きを作る才能だけはあったのかもしれない」と思うくらい、生地が柔らかく、味も美味しかったです。
長芋を大量に入れたのが良かったのかもしれません。
このお好み焼きを作って、ようやく、「焼く料理」と友好関係を築けたような気がしました。
今まで、数々の失敗料理は、大抵「焼く料理」でしたからね。
これとか。
minimalist-gyakubari.hatenablog.com
今なら目玉焼きも、もう少しマシな物を作られそうな気がします。
中火の火加減も習得したことですし。
ちなみに、2枚目を翌日に作った写真がこちら。
生地の量の配分を間違えましたね。
大きかったので、ひっくり返すのも、1枚目を焼いたときより難しく、やや割れました。
以上、作る料理は残すところ後3つのギャクバリがお送りしました。
ところで、もしかしたらお気づきになられた方もいらっしゃるかもしれませんが、
ブログの文章の見出しの色を、黄緑色からエメラルドグリーン色に変えました。
本当は最初からエメラルドグリーンに近い色が良いと思っていたのですが、
見つけ出すことができずに断念してそのままになっていたところを、
下のLSSさんのブログ記事から、色のナンバーを見つけ出すことができたので変えました。
凄く、色と、色に対応した番号が分かりやすいので、
自分のお気に入りの色を探し出せなくて、ブログに反映できないという方にはお薦めです。
それでは、次回は、羽根つき肉餃子を作ります。
作る予定にしていた分が、1週間ずつくらいズレ込みそうで済みません。