書きつくし!

激変した生活についてボチボチ書いていきます

結婚相談所で自分が気をつけたこと・相手のことで見ていて決め手になったこと

ご無沙汰です(8か月ぶり!?)。前回にも話しましたが、結婚相談所を利用して結婚したので、

今回は、30代女性の自分が「結婚相談所で活動するにあたって気をつけたこと」と、「相手のことで見ていたこと・決め手になったこと」について話します。

(1)女性側として気をつけたこと

女性側として考えていたのは2点ありました。

まず1つ目の大前提としては、前回でも触れましたが「自分にできていないことは相手に求めない」ということです。

年齢は、自分が30代なら相手は50~60代まで、年収は自分が300万台なら相手は200~300万台以上といった「自分に(恐らく)見合った相手を探す」という判断基準は、自分の中にありました。

 

2つ目は、「自分の中に、最低限できているべきことで抜けている部分があるはずなので、結婚相談所の担当者に教えを請う。相談所でもらった(送ってきた?)婚活ルールブックに一通り目を通す」ことでした。

相談所からもらった婚活本

私の場合、30代でろくに男性との恋愛経験もなく、結婚もしていないということで、「異性と関係性を築くのに致命的に欠けている部分がある」とみなしました。

なので、「必要最低限の当たり前のことを書いているはずの婚活ルール本の中に、できていないことがあるはず」と思って読みました。

婚活本の中で一番、「あっ、やっぱり駄目か」と思ったのは、「スニーカーを履いて行く」ですね(こういうレベルなんです。察してください)。

店で、スニーカーではなくて、多分それっぽいけど歩きやすくて足が痛くならない靴を探してきました。

 

それで、結婚相談所の私の担当者にも、「オシャレが分からなくて、結婚相談所の活動に使うための写真撮影に、どういう服を着るといいのか分からない」という話をしてアドバイスをもらいました。

ちなみに、「活動開始した季節が分からないような色の服(白)を着るとよい」と教えてもらいました。

こういう差し迫った状態だと、服のコーナーをいくつも回ったら感覚が研ぎ澄まされてきて「これだ」という服が見つかるかと思うので、頑張ってみてください。

 

また、相談所の担当者の方からも、「今、化粧していますか?」と聞かれ、

「しているんですが、しているか分からないレベルの下手な化粧しかできないんです」と事情を説明して、私のほうから、

「分かりました。写真撮影までに、デパートの化粧品店に行って一式化粧品を買って、そのときに店員さんに化粧の仕方(商品の使い方)を教わってきます」と宣言して、有限実行しました。

 

私と同じタイプの方は、5万円くらい用意してデパートの化粧品の一角に行って来たらよいかと思います。

一回聞いただけでは覚えられない(後から分からなくなる)ので、ちゃんと店員さんから教わったことをメモして帰って来てくださいね。

ドラッグストアで売っている化粧品で化粧するよりも、上手に化粧しやすくなると思いますよ。

 

「値段が高い」と躊躇されるかもしれませんが、

世の女性はもっと長い年月とお金をかけて試行錯誤した末に最適化した方法を編み出しているわけで、

この短時間で多少なりともまともな形にするにはお金をかける、つまり商品の力に頼るしかありません。

 

総合的に見たときに、私の中で凸凹の落ち込みが激しい部分は、他にもあるでしょうが一番はこの「身だしなみ」の部分だったので、克服方法を少し詳しく載せました。

(2)男性のことで注目していたこと・最終的な決め手

私が、男性側のことで注視していたのは、「行動」です。

いくら提示されているプロフィールが良かったとしても、「少しでも本気で私との結婚の可能性を考えているなら、この行動には絶対ならないだろう」と感じた相手の方は、

申し訳なかったですが2回目に会った後、多くても3回目会った後で、こちらから断りの連絡を入れました。

 

具体的に言うと、「当日に、『早く着きそうだから』という理由で、約束の会う時間を早くしたい旨を伝えてくる(その割りに微妙に遅れてくる)」、

「次回会う日時場所等が、こちらから選択肢を出しても、前日当日ギリギリまで決まらない(重要な連絡事項に対して返信が遅すぎる)」等でしょうか。

 

人には得意不得手があるので「その人の精一杯が、その結果になった」なら考える余地ありと思います。

ですが、重要な役職についていたり年収が高かったり等、「仕事で求められていて、その能力があるはずだ」と考えられるときほど、

「能力はあるはずなのに、私との関係では発揮されないのは何故だろう?」と考え、その結果、「(私との)結婚に前向きでないからだ」と判断させてもらいました。

 

相手のプロフィールが申し分なかったとしても、結婚まで辿り着かなければ相談所を利用している意味がありませんし、

私の場合、子どもを希望していたこともあり「なるべく早いほうがいい」という認識があったので、結婚に積極的でない人と何度も会って時間を浪費しないように心がけていました。

 

この「行動を注視していた」話と関連して、最終的に結婚相手の決め手になったのは、「結婚したい意志がとても強く、私以上に結婚に向けてのスピード感があった」

「会った人たちの中で一番まともで、計画を立てて実行する力があった。マメだった」です。

 

3回目に会った時点で正式なお付き合い(=結婚相談所の退会)の申し出があって、せっかちな私のほうが度肝を抜かれるくらいのスピード感が相手にはありました。

また、「会うときの行く場所を決めて、きちんとその場所に連れて行ってくれる」力のある人で、

「当たり前」と思われるかもしれませんが、この「当たり前」がいかに得がたいか、身に染みるところでした。

場所はどこでもいいんです。「計画を立てて実行できる」ところが、優秀な人なんだなと惹かれました。

 

ラインも毎日してくれていて、他愛もない内容はともかく、

先述した通り私は相手の行動を重視していたので、「毎日ラインを送ることができるなんて凄いな。結婚に前向きなんだな」と感じました。

 

まとめると、「一番結婚に向けての気持ちがあって、私との話し合いにも応じてくれて、行動して見せてくれた人」と結婚したというところです。

(3)結婚したその後

一足先に結婚していた年上の友人が話していたことで、

「結婚前に相手のことで『ここはどうかな』と気になったところは、結婚後も変わらず付いて来る」と言っていたのが今でも印象に残っています。

 

ですが、自分が結婚してみて気づいたのは、逆のことも言えて、

「結婚前に相手のことで『いいな』と思ったことは、結婚しても相手の『いいところだなあ』と思える」ということでした(豹変する人もいるとは聞き及びますが)。

 

婚姻届を出すことも、結婚式を挙げることも、その先も二人で話し合って決めなければいけないことの連続です。

結婚相談所で付き合っていた頃から「面倒がらずに話し合って決めていける人だ」と感じていたのですが、結婚してからも話し合って決められるところが変わっていないので良かったと思っています。

 

ほとんどの期間を実家で暮らしていて家事をお母さんに任せてきた人だったみたいなので、「私に教えてもらって家事をするとは言っていたけど大丈夫かな?まあ、できない部分は仕方ないか」と思っていたのですが、

私の後ろをヒヨコみたいについて回って、私が家事をしているのを良く見ていて、私がしているのと同じように家事をしてくれるので、嬉しい誤算でした。

結婚相談所を退会する前に「自分の分の食器は自分で洗おう」等と家事分担については事前に話し合っていたので、それも良かったと思っています。

 

今妊娠しているので、子どもができたり、二人の年齢が上がったりしてライフステージが変わることによって、新たな課題や悩みも出てくるでしょうが、

「この人と結婚できてよかった」という今の気持ちを忘れないように、色々なことを乗り越えていきたいなと考えています。