今さら第285回午後TOEICテストの詳細結果アビメの振り返りと700点台を取るのに役立ったと思うこと
半年ぶりです。ご無沙汰しています。
今更すぎるのですが、ケジメとして、半年前の2021/12/19にあった第285回TOEICテストの詳細結果(アビメ)を振り返った後に、TOEICで700点台を取るのに役立ったと思うことを書いておきます。
最後に、TOEICとは全く関係のない近況報告を載せておきます。
(1)TOEIC結果詳細の振り返り
以前にも書いた通り、最終的にリスニング(聞き取り)390点、リーディング(読解)370点の合計760点という結果でした。
①リスニング詳細
内訳は、リスニングは次のようになっていました(TEX加藤先生のブログを参照しています。私は午後のフォーム2です)。
リスニングのアビリティメジャードに5項目あるので、上の項目から順にL1、L2、L3、L4、L5としています(項目についての詳細は、以前書いたページをご参考ください。ヒロ前田先生の分析を元にしています)。
①L1:part1,2(=想像が必要な問題)
80%正解(平均59%)(前回53%正解) 3問誤答(15問中)
②L2:part3,4(=概要を問う問題。想像が必要)
63%正解(平均57%)(前回61%正解) 7問誤答(19問中)
③L3:part1,2(=直球の問題)
75%正解(平均74%)(前回88%正解) 4問誤答(16問中)
④L4:part3,4(=細かい情報を問う問題。ヒントは具体的な情報)
82%正解(平均72%)(前回53%正解) 9問誤答(50問中)
⑤L5:part2,3,4(=状況に依存した遠回しな答え)
87%正解(平均52%)(前回53%正解) 2問誤答(15問中)
前回というのは、2021/10/3に615点(リスニング295点、リーディング320点)を取ったときの正解率です。
前回サッパリできていなかったL1(想像が必要)、L4(具体的な情報把握)、L5(状況に依存した遠回しな回答)の正答率が大幅に上がったことが、
リスニングを295点から390点まで上げることに役立ったようです。
ですが、L2(概要推測)とL4(具体的な情報把握)の誤答数が多いのが、リスニングを400点台に乗せられなかった原因の1つのようです。
②リーディング詳細
続いて、リーディング(読解)は次のようになっていました(項目の上から順にR1、R2、R3、R4、R5としています)。
①R1:part7(=文章の概要を問う問題。抽象化できる力)
79%正解(平均59%)(前回76%正解) 4問誤答(19問中)
②R2:part7(=細かい情報を探す問題)
70%正解(平均60%)(前回64%正解) 6問誤答(20問中)
③R3:Part6,7(=複数の情報を関連付ける)
74%正解(平均59%)(前回60%正解) 9問誤答(35問中)
④R4:Part5,6,7(=語の意味で解く問題)
83%正解(平均63%)(前回63%正解) 4問誤答(24問中)
⑤R5:Part5,6(=品詞・態・時制・関係詞・比較・代名詞)
81%正解(平均68%)(前回75%正解) 4問誤答(21問中)
前回というのは、リスニングのときと同じく、2021/10/3に615点(リスニング295点、リーディング320点)を取ったときの正解率です。
R4(語彙で解く問題)とR5(文法問題)を80%台の正答率に乗せているので、語彙と文法力が上がったことが、
リーディングを320点から370点まで上げたことに役立ったものと思われます。
一方で、文章から細かい情報を探し出したり(R2)、複数の情報を関連付けたり(R3)することは、前回から引き続き誤答が多く、苦手分野と言えそうです。
(2)700点台を取るのに役立ったと思うこと
①リスニング編
リスニング(聞き取り)で一番得点を上げるのに役立ったのは、『公式TOEIC Listening & Reading問題集』の音声だけを聞いて、何を言っているのか聞き取り、ノートに書き取る作業をしたことで間違いないと思います。
聞き取れなかったところは何回も聴き直しました。
『公式TOEIC Listening & Reading問題集』より画像引用
時間はかかるのですが(1つのテスト分だけでも7~8時間くらいかかったような?)、
自分がどういう風に英語を聞き取ったり、聞き間違ったりしているかが、書き出すことでよく見えて来るので、非常にタメになりました。
ですが、そもそものTOEICによく出て来る英単語を知らないと聞き取りようがないと思うので、ある程度英単語を憶えてからチャレンジしてみるのがオススメです。
『金のフレーズ』でもいいですし、単語帳を使うのが嫌な人は『公式問題集』に出て来る英単語を地道に憶えて行く方法もあるかもしれません。
『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』より画像引用
後は、問題を解く等して、よく出て来るシチュエーションや回答を押さえることでしょうか。
②リーディング編
続いて、リーディング(読解)で役立ったのは、同じくTOEICに出て来る単語を憶えることですね。
前述の『金のフレーズ』をベースとして、最初のアルファベット2~3つが同じだと同じ単語に見えて来る等の混乱がある場合は『TOEIC L&R 公式ボキャブラリーブック』がアルファベット順に英単語が並んでいるので利用すると良いと思います。
もしくは、『金のフレーズ』の後ろの索引を見て、単語の意味が分かるか確認し、
分からないようなら索引ページを拡大コピーして、英単語の横に日本語の意味を書いていってください(アルファベット順に並んでいるので、似た単語の混乱を解決できます)。
後は、TOEICは解くスピード勝負なので、TOEICに出て来る文法問題を的確に速く解くために、『文法特急』と『文法問題 でる1000問』は解いておいて損はないはずです。
時間がないなら『文法特急』、本気でじっくり取り組む気なら『でる1000問』も追加でといったところでしょうか。
『1駅1題 TOEIC L&R TEST 文法特急』より左画像引用
『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』より右画像引用
後はもう、時間を計ってTOEICの問題を解きまくるしかないですよね。
そもそもの話で、私自身がリスニング程、リーディングの壁を今一つ乗り越えた気がしていないので、アドバイスもしにくい現状があります。
むしろ、私が教えてほしいくらいです。
③勉強への取り組み編
最後に、少しだけ、そもそもの勉強への取り組みの話をしたいと思います。
・最初は、ちょこっと、好きなことから
私も「TOEICを受けよう」と思い立って始めたのですが、勉強もご無沙汰でなかなか取り組みにくかったです。
なので、最初から山盛りに勉強しようとするよりも、
英語の中でも「これは好き」とか「これは得意、マシ」という分野から取りかかるのが良かったです(私の場合は、読解問題)。
時間や量も「ちょこっと」から始めて良いと私は思います。
また、誰にでも苦手分野、できればしたくない分野はあるはずです(私の場合は、リスニングと英単語帳など)。
私はこのような苦手分野に関しては、「好きなことと無理矢理結びつける」ことで乗り切りました。
例えば、リスニングなら、「好きな音楽を流しながらリスニング問題を聞く」とかですね。
ふざけているように感じるでしょうが、そうやって問題を解いていると抵抗感が薄れて来て、好きなことと結びつけなくても問題に取り組めるようになるはずです。
・波に乗れたら時間や量を増やす
特にTOEICで高得点を取ることに関して期限を設ける必要がなく、英語を生涯のライフワークにしたいという場合は別として、
もし、「いつまでに何点を取りたい」という目標があるのなら、当然のことながら勉強時間と勉強量を増やした方が、目標得点を取るまでの時間を早めることができます。
1日に1時間勉強していたところを2時間勉強すれば2倍の時間を確保でき、
同じ期間(例えば1か月)勉強したとしても2倍の量を憶えたり力をつけたりできます。
無理をして勉強が続かなければ意味がありませんが、もし、「この期間だけ」と決めた期間だけなら頑張れそうということであれば、勉強時間と勉強量を増やすのは高得点への近道だと思います。
私は残念ながら目標の800点台には到達できませんでしたが、皆様のご健闘を祈ります。
(3)半年間の近況報告
ここまでが私のTOEICを受験した総括となります。また2年後に受けるかもしれないので、そのときはどうぞよろしくお願いいたします。
そして、ここからは、ブログを全く更新していなかった半年間に何をしていたかの話をします。
実は、結婚することになりまして、今年の4月から婚活で忙しかったといったところです。
生涯独身でいようと思っていたのですが、親から結婚しないのかと聞かれたのをきっかけに、
「後から『あのとき結婚にチャレンジしておけば良かった』と思ってもどうにもならなくなる」と思い直し、今の状況に至りました。
詳しくは、このブログに書くというよりは、新しくブログを作って書くか、胸の中に秘めておこうと思います。
もし、新しいブログの立ち上げが面倒になったら、ちょろっとこちらのブログに書くかもしれません。
全ては新居に移るまでに時間があればの話ですね。
それでは、ここまでお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。
暑い日が続きますが、どうぞご自愛ください。