書きつくし!

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英文を読むのが遅すぎるのが数値として表れたのと考えられる原因

前回、2021/8/24(火)までに終わらせると言っていた、この参考書を終わらせました。

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昨日6時間くらいで4章まで終わらせて、今日5時間くらいで終章まで済ませました。

そこで、実際に私の英文を読むスピードがどのくらい遅いのかということが数値として分かったのでその話と、

何故、読むのが遅いのかということを考察してみたので今回はその話をします。

(1)私の現在の英文を読む速さ

この参考書によると、英文を読む速さというのは

「1分間にどのくらいの単語数を読めたか」という指標である「wpm(=word per minuteの頭文字。訳すと、1分辺りの単語数)」で表せるそうです。

計算式は、「(英文の単語数)÷かかった時間(秒)×60秒」となります。

ちなみに、「単語数」というのは、「I play the piano.」なら「4単語」という数え方になります。

 

この参考書では、「一直線に一回で読むことができれば、1分間に読み進める単語数は120単語でよい(つまり、120wpm)」と説明されています。

 

この速さは、他のTOEIC対策本(150~170wpm)やネイティブスピーカー(250~300wpm)、さらに速読(300wpm以上)で設定されている速さよりも、かなり遅い速度となるそうです。

 

実際に、ダウンロードできる音声で「1分間につき120単語」の速さで読んでいるのを聞いてみると「音を引き延ばしているみたいに遅いな」と感じました。

 

では、参考書に載ってある英文を使って、私が1分間にどのくらいの速さで英文を読めたかというと…、

 

「104単語!」

 

―あれっ?120単語に、16単語も足りていませんでした。

 

この後も、問題を読み続けましたが、速く読もうとすると、英文の意味が取れなくなって、その後の内容確認問題を間違い(もしくは、もう一度読み直すことになり)、

内容確認問題が正解となるときは読むスピードが遅いという状態が最後まで続きました。

 

ですが、英文を読んで、問題を解く内に、「何が私の中で足を引っ張っているのか」ということが、もう少し詳しく見えて来ました。

(2)英文を読むのが遅い原因

この『Part7を全部読んでスコアを稼ぐ本』という参考書では、

「英文に書かれている順番通りに読む」ということが推奨されています。

 

具体的には「I have a problem.」という英文があったときに、

「私には(I)/問題が(a problem)/ある(have)」と日本語の順番で読むのではなく、

「私には(I)/ある(have)/問題が(a problem)」と英文の順番で読むということです。

 

上記のように英文の順番で読めば速く読めるということだったのですが、

今回参考書を使っていて気づいたのが、「私も、英文の順番で一応読んでいるな」ということでした。

 

でも、読むのが遅い。

 

その原因が、大きく分けて次の2つだと思われました。

①すぐに思いつく単語の意味が微妙にズレている

一番の理由が、「パッと思いつく英単語の意味が、本来思い浮かぶべき意味から微妙に外れているか、もしくは間違っている」というものでした。

 

例えば「She took over Mike's position.」という英文があったとします。

 

私の場合、パッと思いつくのが、「彼女は(She)/超えて取った?(took over)/マイクのポジションを?(Mike's position)」となり、

ここから推測で「彼女がマイクより上回って地位を奪ったのかな?」というイメージになります。

 

ですが、実際の意味は、そのような物騒なものではなく、

「take over」で「引き継ぐ」の意味なので、「彼女は、マイクの職を引き継いだ」という意味になるとのことです(同参考書のp.52の5.参照)。

 

他にも例を挙げようと思えばキリがないのですが、このように知っておくべき単語の意味(特に仕事に関する)を押さえていないことが、

読んでいるときの「つまずき」や「数秒の考え込み」を引き起こし、読む速度がガンガン遅くなっている一番の原因のように感じました。

②読み終わった後に頭に残っていない

もう1つ、大きな原因として気づいたのが、「最初に読み終わったときには、ほとんど何も内容が頭に残っていない」ということでした。

 

例えば、数行程度の日本語の文章なら、読み終わった後に大体の内容が頭に残っていることがほとんどだと思います。

 

桃太郎の話を読めば、「おばあさんが割った桃から桃太郎が生まれ、桃太郎が動物の仲間を集めて鬼退治をして、お宝を持ち帰った」という内容が頭に入るので、

別に先に問題を見ておかなくても、「問題:桃太郎は何をしましたか?」「答え:鬼退治」くらいのことは答えられるはずです。

 

ですが、奇妙なことに、英文になると、数行の短い英文でも、「あるところに、おじいさんとおばあさんがいました」「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました」という一文一文は意味を読み取れても、

いざ全て読み終わったときに綺麗サッパリ内容を忘れているという現象が、どうやら起きているようでした(特に、先に問題を読むことを禁止されているとき)。

 

そのため、問題と照らし合わせながら、もう1~2回英文を読み直すと、ようやく内容の全体が頭に入って来るという感じでした。

センター試験なら、それでも時間が間に合っていましたが、TOEICだと時間が間に合わないようなので、やはり「英文を1回読んで内容を掴む」必要があります。

 

参考書内でも「場面をイメージしながら読むとよい」こと等が書かれていましたが、

これはもう「①適切な単語の意味を憶えること」と、

「②時間を意識しながら、内容も忘れないように読む練習をすること」の両方をするしかなさそうです。

(3)ということで次は英単語を憶える

そのため、予定通り、8/25から2日間にかけて、いよいよ英単語を憶える作業に入りたいと思います。

書き込むタイプの単語ノートになっているので本当に2日間で終わるのか疑問も残りますが、気合いを入れて行きたいところですね。

本文中の参考・引用書籍:岩重理香著 2020 TOEIC L&Rテスト Part7を全部読んでスコアを稼ぐ本 株式会社アルク