TOEICの参考書でドーピングしながら英語学習を進める
今の自分の課題を元に、このようなTOEICの参考書を購入しました。
5冊合わせて、ちょうど1万円に満たないくらいの金額でした。
もっとマイナーな試験の参考書をこのくらいの量を集めようとすると、2万円~3万円台になるはずなので、受けたい人が多い試験というのは良いなと思いました。
これらの参考書は、TOEICで高得点を取得されている方々が「良い」としている参考書とは違うのですが、
「なぜこの参考書を選んだのか」という話と、進め方の計画について今回は話します。
(1)参考書を選んだ問題意識
①出題される問題の形式と解き方のコツを学ぶ
まずは、上の画像①の『TOEIC L&Rテスト 730点奪取の方法』という黄緑色の表紙の参考書になります。
この参考書は、「1.TOEICの問題をそれぞれ何分かけて解けばいいのか」、「2.それぞれのpart(パート)で、どのようなパターンの問題が出るか」ということが詳しく書いてあったので買いました。
また、面白いのが、TOEICの問題への理解を深めるために、違う切り口からの問題を載せてあるところです。
例えば、リスニング問題part1に「写真を見て、どういう写真なのかを正しく述べている解答を英語で聞き取って回答する」というものがあります(下図参照)。
この問題に対して、この参考書では、
まずは、「1.写真を見て、日本語でどういう写真なのかをメモする」、
次に、「2.写真を見て思いついた英単語をメモする」といった問題が出て来るわけです。
私は、これを見て「そうそう、そもそもどういう写真なのか説明を思いつくのが難しいんだよなあ!」と気がつきました。
上のような画像を見ても、私は、「家が(海の中にある)」「桟橋が(ある)」「船が(置いてある)」(※()内を日本語で埋めるというのが参考書にあった問題)という小学生みたいな回答しか出て来ませんでした。
このように、「前提として何を分かる必要があるか」というところまで解説してくれているのが気に入ったポイントです。
②part7(最終問題)を時間内に解く
次に、「リーディング(読む)問題が、時間内に全く解き終わらない」という私の課題があったので、
画像②の『TOEICL&RテストPart7を全部読んでスコアを稼ぐ本』というタイトルそのままの参考書を購入しました。
この参考書では、「時間が足りなくなるのは、戻って読んだり繰り返し読んだりして、英文に書かれている単語の順に一発で読み取れていないから」ということが書かれてあって、「確かになあ」と思いました。
1分間辺りに「120英単語」のスピードで読んで、繰り返し読みや日本語訳し読みをせず、英文の順に一発で内容理解できれば、TOEICの読解問題は間に合うそうです。
そして、この速度は、リスニング(聞き取り)問題の「1分間辺りに170単語」の速さより、かなりゆっくりなのだそうです。
この参考書に書かれている「英文の順番に読む(例:「私は/読んだ/本を」)」の練習が、求められている時間を意識しながらできたらいいかなと思います。
(2021/8/27追記)
この参考書を終えての気づきについて書きました。
minimalist-gyakubari.hatenablog.com
③リスニング問題を聞き取る
続いて、『日本語ネイティブが苦手な英語の音とリズムの聞き方がいちばんよくわかるリスニングの教科書』という参考書です。
私のもう一つの大きな課題として「リスニングが何を言っているのか聞き取れない」というものがあります。
それで、本屋の英語コーナーを眺めていたところ、TOEICコーナーの棚には置いていなかったのですが、
この参考書が一番「英語のどういう部分が聞き取りにくいか」ということを事細かに書いていたので購入しました。
「動詞P音リンキング(=単語同士がつながったとき。リンキング項目が40個もあります)」から始まって、「日本語にない音の違いを聞き分ける」という章もあって本当に詳しいなという印象です。
このブログのコメント欄で教えていただいた「4か国ごとの話者によって異なる発音」についての本はまだ届いていないので、先にこのリスニングの本から取り組もうと思います。
④単語を意味別に分類して憶える
最後に、『TOEICテスト書きこみノート 単語&熟語編 新形式に対応!』という参考書です。
そもそも、「TOEICに必要な英単語が圧倒的に不足している」という課題が私にはあります。
それで、無秩序に何の関連性もなく英単語が並んでいるよりは、
この参考書のように、1枚絵のイラストと一緒に「大学なら大学に関連した英単語」とまとめてくれている方が私は憶えやすいので、こちらを購入しました。
以前、TOEIC(※L&Rテストになる1つ前のTOEIC)で最後に640点を取ったときも、「意味別に単語をまとめてくれていて、書き込めるノートタイプの参考書が一番英単語を憶えやすかった」という記憶もあり、
まずは、この参考書で単語の基礎を固めようと考えています。
(2)進め方の計画
ここまで見て「試験日までに全部終わるの?」と思われた方も多くいらっしゃるかと思いますが、
「とにかく必要な知識をまずは身に付けたい」というだけなので、「内容に目を通す」ために、上記の参考書を活用する予定です。
なので、例題だけ解いて、練習問題は解かないようなイメージとなります。
この参考書5冊は、試験前日1か月前の9/2(木)には終えるつもりです。
具体的には、①の『730点奪取の方法』を8/20(金)夜~8/22(日)で読み終え(もう読み終わりました)、
②の『Part7を全部読んでスコアを稼ぐ本』を8/23(月)~8/24(火)の2日間で粗方読み終えます。
それから、前後しますが、④『書き込みノート単語&熟語編』を8/25(水)~8/26(木)の2日間で急いで書き込んで、
③『リスニングの教科書』を8/27(金)~8/29(日)の間に聞きます。
日程が前後しているのは、8/27(金)に2回目のワクチン接種があるので、「副反応で寝ていても音声くらいなら聞けるかな」という魂胆です。
最後に⑤『書き込みノート全パート攻略編』を8/30(月)~9/1(水)に読み、
最終日の9/2(木)は予備日としようと思います。
詰め込みすぎている感はありますが、スピード重視で、試験前1か月からは実際の問題を解く期間に当てられるように逆算しています。
(3)参考書でドーピングする「アヒャヒャ勉強法」で行く
ブログやnote(=ブログのようなサービスを提供しているサイト)でTOEICの勉強法を拝見していると、
ストイックに特定の1つの単語帳を何回(何周)も学習したり、1つか2つ程度の問題集を何度も解いたりされている方々が多いような印象を受けました。
(後、ほとんどの皆様が必ずされているのが、英語を聞き取りながら自分でも後をつけて読み上げるシャドーイング等)。
実際に成果が出ている方法なので、間違いのない勉強法であることは疑いようがないのですが、
私の場合、時間がないのと、根気もないので、色々な参考書から役立つ情報をドーピングさせてもらおうと思っています。
一般的な(?)勉強法をバランスの良い食事とすると、
さながら、オロナミンCを飲んで、リアルゴールドを飲んで、モンスターを飲んで、レッドブルを飲んで、「エナジードリンクで頑張るぞ!」と言っているような状況でしょうか(例えなので、実物を実際に一度に飲むのは止めましょう)。
顔文字にすると、アヒャヒャヒャと笑っている「(゚∀゚)」の状態ですね。
ただ、ゲームに例えるとすると、「アイテムを、課金(=有料の)アイテムでもいいから手に入れて、モンスターを少しでもラクに倒したい」という気持ちなので、
試験日1か月前までは、色々なアイテム(=参考書)の力を借りるつもりです。
このエナジードリンクでドーピングした「アヒャヒャ勉強法」(そんな名前の勉強法はない)が功を奏すのか、
はたまた反面教師にした方がいいのかは、結果が出てからのお楽しみということで、よろしくお願いいたします。