TOEIC初心者が勉強方法を試行錯誤する
2日間にわたってTOEICの公式問題集(本番の問題形式になっている)の1回分を解き終わったので、今回はリスニング(聴く)問題のみ、見直しをしました。
そこで、意外と時間がかかる「見直し(やり直し)」をどう行っていくかについて、試行錯誤したので、今回はその話をします。
(1)英単語の意味をノートに書く→止める
最初は、解説の中で「気になった」英単語を、片っ端からノートに書き留めることにしていました。
こんな感じです。
ですが、ノートの1ページ目を書いているときから、
「このペースで書いていたら一生終わらないな」と思い、2ページ(Part1の問題分)だけ書いて、即行で止めました。
よくよく考えると、例えば英語なら「買い物に関する英単語まとめ」とか「憶えにくい英語の動詞(=動作を表す単語)まとめ」のように、
何かしらの意味合いを持って分類しないと、ノートに書いても見返しようがないと気づきます。
量が少なければ良いのですが、気になる英単語が大量にあるからですね。
(2)解説の英単語に蛍光ペンで線を引く
そこで、次は、解説に直接、気になる英単語に蛍光ペンで線を引くことにしました。
下の画像のような感じです。
※Educational Testing Service(2016)『TOEIC®テスト公式問題集 新形式問題対応編』の別冊『解答・解説(p.7)』 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 凸版印刷株式会社より、学習方法の開示のために引用
この方法なら、時間を最低限に抑えることができます。
ただ、最初は、音声も流して確認しながら解説を読んでいたのですが、
これもまた時間がかかる上に、目でも英語を読んで、耳でも英語を聞くのが苦痛で(は?)、
「耳くらい好きな歌を流して聴きたい」という気持ちになって途中で英語の音声を流しながら確認するのを止めました(本日のBGM:『抜錨(ばつびょう)/巡音ルカ』他)。
それでも、自分で英文を読み上げるのは途中まで続けていたのですが、
これもまた時間がかかるということで、最終的には黙読で、黙々とマーカーを引きながら英単語を確認していました。
ただ、英語の音声で聴いて強烈に印象に残ったことが3つありました。
1つは、「cashier(レジ係)」の発音。
これ、問題を解いているときには「キャシー」という女性の名前にしか聞こえなかったのですが、
日本語で言う、いわゆる「キャッシャー」、レジ係のことだったんですね!
カナダ英語(カナダでの発音)の発音特有なのか、かなり「キャ」にアクセントが強く置かれていたので、解説を見たときに、女性の名前でなくて度肝を抜かれました。
一方で、グーグル検索で「cashier(レジ係。英単語のリンク先から発音を聞けます)」を調べて音声も流してみたところ、むしろ「キャシアー」と聞こえ、「シ」の部分を強く発音することになっているようでした。
国ごとに発音が違うようなのが厄介だなと思いました(TOEICでは4か国の話し手がいます)。
2つ目が、引用画像にも載せてある「award(s)(受賞)」。
発音は「アワード」だと思っていたのですが、どう聴いても「(ぅ)オーヅ」にしか聴こえなくて「最初のAはどこに!?」となりました。
ちなみに、オーストラリア話者のかたの発音でした。
ただ、グーグル検索で出て来るWeblioというサイトの発音では「アウォード」と聴こえるので、こちらの発音のほうが「award(受賞)」を連想しやすいかもしれません。
正確に聞き取るのは、かなり難易度が高いと感じました。
(※単純に、話者の国籍は関係なく、文章の途中だと、最初のaが抜けて聞こえるだけかもしれません)。
最後、3つ目に、「can't(できない)」。
普通に読み方は「キャント」以外ないと思っていたのですが、オーストラリアの発音だと「カント」なんですね。
オーストラリアに行ったときに知っておくと、役立つかもしれません(急にTOEICが関係なくなった)。
(2021/8/18追記)
コメント欄でLSS様(id:little_strange)から教えていただいたのですが、オーストラリア英語の特徴について分かりやすく3つに分けて説明しているサイトがあります。
以下にリンクを貼っておきます。
また、youtube等でも各国の英語の発音の違いが分かる動画があるようなので、実際に発音を聴きたい方は検索してみると良いかもしれません。
(3)まずは英単語の意味を拾うことに集中することにした
このように、発音を確認するのも新しい発見があって面白いといえば面白かったのですが、
「単語の意味も確認して」、「発音も確認して」と、一度に2つのことを並行してやろうとすると異様に時間がかかるので、
まずは、「単語の意味を確認する」ことに集中することにしました。
発音も勿論大切なので、発音の確認はまた今度します。
明日は、リーディング(読み)の解説の見直しをしようと思います。