本の読みたい部分を確実に読む方法
どうも。ギャクバリです。
前回は、「何故、せっかく手に入れた本を読まないことになるのか」という理由とその対策について話しました。
今回は、もう少し踏み込んで、本の読みたい部分を確実に読みつつ、残りのページも読んでしまう方法について書きます。
(1)目次で興味を惹かれた部分から読む
本を読むことに壁を感じている方の多くは、「本とは、最初から最後まで、じっくり丁寧に読むものだ」と無意識に考えているような気がします。
勿論、本を最初から丁寧に読んでいくことは素敵なことなのですが、
この読み方だと場合によっては、「本のタイトルを見て、自分が頭の中に思い描いた、本当に知りたいと思ったことが書かれた箇所」まで辿り着けずに挫折してしまう危険性があります。
そうなると、「本は、役立つなあ!」とか、「読書は何て面白いんだ!」という経験にならず、
「やっぱり本って小難しくてよく分からないな」という印象になってしまいかねません。
この危険性を回避する方法は、ズバリ、本屋か図書館で、「最初に目次を見て、気になった目次の部分から読む」です。
「えっ!そんなことしていいの!?」と思われた方、構いません。
残念ながら小説には使えない方法ですが、他の本なら基本的にどの本でも使える方法です。
実際に試してみましょう。
自宅にあった『読みたいことを、書けばいい。―人生が変わるシンプルな文章術』という本を使用させていただきます。
また、そのままページ全てを載せてしまうのも憚られるので、関係のない部分はぼかしを入れます。
この本を買った当時、私は確か転職のために履歴書を書こうとしていたので、
この目次の中で一番気になったのは、上の画像の一番左にある「履歴書の書き方」でした。
なので、ページ数を確認して、p.116から読み始めます。
そして、ここからが肝心なことですが、
「気になった部分を読んで、とても面白いと思った」
「最初のページから、この著者の文章を読みたいと思った」
「気になった項目の部分だけ読むつもりが、いつの間にか、その先まで読み進めていた」
というようなことが当てはまれば、おめでとうございます。
その本は、貴方にピッタリの本なので、
最初のページに戻って、3分の1くらい読んで、本への気持ちをさらに高めた後、
本を手に入れて、本屋か図書館を後にしましょう。
逆に、目次を見て気になった部分を読んでもピンと来なかったら、買わずに本棚に戻しても大丈夫です。他の、貴方が本当に求めている本を探せばいいだけです。
(2)本屋で3分の1を読んだら、帰宅までにもう3分の1を読んでしまう
本屋で3分の1くらい本を読んでしまったら、帰宅するまでに、もう1つすると良いことがあります。
それは、「帰宅までに、もう3分の1くらい読んでしまう」ことです。
自宅で本が読みにくいのは、「本を読むよりも他にしたいことや、家事等のすべきことが沢山あるから」ということが、大きな原因の一つだと私は考えています。
手に入れた本が魅力的でも、それ以上の誘惑や任務が自宅には待ち受けています。
そのため、解決策としては、飲食店、喫茶店、電車や地下鉄の待ち時間、電車やバスの中、駐車している車の中(バス停の待ち時間はお勧めしません。私は1回それで、ベンチに置いていたカバンを持って行かれたことがあるので)、
どこでもいいので、自宅に辿り着く前に、もう3分の1くらい読み進めておくと、帰宅した後にちょこちょこっと読むだけで済みます。
「家に帰ったら100%読まない」という確信のある方は、帰宅までに全部読んでしまっても構いません。
ただ、家でゆっくり読むのも乙なものなので、3分の1くらいは自宅で読んでもいいかなという気もします。
ちなみに、私がよく使う手は、
①昼食(夕食)前に本屋に行って、本屋で本を3分の1くらい読み、
②その本を買って、昼食(夕食)をどこかの店に入って、料理が出て来るのを待っている間にもう3分の1くらい読み、
③移動中や移動の待ち時間にほぼ最後まで読んでしまい、
④帰宅してから面白かった部分をもう一回読んで本棚に仕舞う、
という方法です。
参考になる部分があれば幸いです。
以上になります。「目次から読む」という手法は、皆当たり前にしていることだと思っていたのですが、
周りの人の話を聴いていると、意外と「帯を見て、中身を見ずに買う」等ということもあるようだったので、
今回は、「目次から読む方法もある」という話について書きました。
恐らく、目次を読んだ方が、「想像していた本と違った」ということが減ると思います。
次回は、閑話休題で、本とは全く関係のない話ですが、
自粛期間中に体重が2kg増えて、この2週間で2kg戻した話を書きます。