結局ドコモのahamoでなくギガライト2に料金プラン変更した経緯
2021/3/15になったらドコモのahamo(アハモ)に料金プランの変更予約をしよう!と思っていたものの、結局ギガライト2にプラン変更した話をします。
(1)ドコモユーザーがahamoに変更する際の懸念
ちなみに、ahamo(アハモ)というのは、 月額2970円(税込)で20GB使えるドコモの新料金プランのことです。
私は、事前情報として、ahamoに変更すると、
「①キャリア(=この場合、ドコモ)メールが使えなくなる」(追記)そのため、他のメールサービスを利用することになります。G-mailやyahooメール等。
「②留守番電話サービス(=電話をかけて来た相手が留守電を残すことができるサービス)がなくなる」(追記)国内メーカーのAndroidなら、代わりに無料の「伝言メモ」が使えます。後述。
「③ドコモショップが利用できなくなる」ということは知っていました。
しかし、いざahamo登録ページにアクセスして登録を進めたところ、
「ドコモの電話帳も使えなくなりますが、よろしいですか?」という内容の注意書きに行きつきました。(訂正・追記)電話帳の機能自体は使えるようです。後述参照。
―いや、よくない!
「もしかしたら、電話帳がなくても行けるかも?」とも考えました。
ですが、私の場合、「かかってきた電話番号を片っ端から電話帳に名前登録し、
2回目以降は、サービスを利用している会社からだろうが、迷惑電話だろうが、名前が表示されるのですぐ分かる」という使い方をしているので、
電話帳サービスが使えなくなるのは痛いという結論になりました。
ahamoにすると利用できなくなる他サービス一覧については、こちらに載っています(ドコモのページ)。
※2021/4/6同日訂正:ahamoでもドコモの電話帳自体は使えるそうです。ただ、クラウドに同期しているデータが消されるだけで、機種に保存している電話帳データに影響はないとのこと。SDカードにバックアップしてください。
※(「通話マーク」→「(右上の丸3つ縦繋がりから)ドコモ電話帳」→「(右上の丸3つ縦繋がりから)SDカード/SIMカード/共有」→「SDカードへバックアップ/復元」→「バックアップ」選択)
ここで、ahamoにプラン変更するのには消極的になっていましたが、
一方で、月額利用料金が、20GB契約の10900円(毎月微妙に違うので、直近3か月の料金を平均し、一桁目を四捨五入)と、1万円超えしていて「高すぎる」と思っていたのも事実です。
そこで、「何か無駄なサービスを利用していないか、他の料金プランがないか」検討するためにドコモショップに行くことにしました。
(※本当は、ドコモユーザーなら、「dメニュー→My docomo→データ・料金→ご契約内容の確認・変更」からプラン変更できますが、諸事情あってドコモショップまで足を運びました)。
(2)ギガライト2に変更する
ドコモショップで、料金プランの診断をしてもらったところ、
私の直近3か月の使用ギガ数の平均は「4.18GB」とのことでした。
それで、一番私に合っているのが(ahamo以外では)、「ギガライト2」のプランという結果でした(2という数字は、プラン契約日の関係上で付けられているだけとのことです)。
このギガライト2というのは、下の画像のような料金設定になっています(下の画像は、ドコモから)。
「※6 みんなドコモ割」というのは、ドコモを利用している家族が何人いるかどうか、
「※7 ドコモ光セット割」は、インターネット回線で「ドコモ光」をしようしているかどうかですが、自分が利用していなくても家族の誰かが利用していれば割引が適用されるとのこと、
「※9 dカードお支払割」というのは、利用料金をdカード/dカード GOLD(家族カード含む)に設定しているかどうかですね。
また、「定期契約(=2年間同一回線の契約が条件)」の場合は、それぞれの料金が187円安くなります(下の画像は、ドコモから)が、解約金が1100円かかります。
私の場合、ドコモを利用している家族が3人以上いて(2人以上なら半額の550円割引)、しかも家族の誰かが「ドコモ光」を使用しているとのことで割引が適用されます。
私は、dカード支払いにはしていません。
それから、ずっとドコモを利用しているので、「定期契約あり」とみなされました。
ただし、「spモード利用料(インターネットを使うなら必ず加入が必要。つまりほぼ強制加入)」の330円(税込価格。消費税10%の場合。以下、全て税込価格)は必ず必要で、
私の場合は、電話の使用状況を診断した結果、「(電話)かけ放題オプション定額料」の1870円が追加で必要でした。
後は、ドコモショップの店員さんからは何も言われませんでしたが、
私の方から提案して、以下のサービスの利用を停止にしてもらいました。
①キャッチホン利用料220円…電話中に、他の電話がかかって来たら音が鳴って、かかって来た電話に切り替えられるというサービス。一度も使ったことがない(通話中に電話がかかってきた場合、後からかけ直すため)ので利用停止。
②メロディコール利用料110円…私に電話をかけて来た相手が特殊なメロディを聴けるというサービス。確かに、電話をかけて来た相手から「待っている間に自然の音(?うろ覚え)がしたよ」と言われたことが1~2度ありましたが、相手にとっても私にとっても全く不要なため利用停止。
③オプションパック割引料マイナス220円…上記の①②と「留守番電話サービス利用料330円」を抱き合わせにした上で、220円割引しますよというサービス。どうすればお得なのかを紛らわしくさせている曲者その1。
結局「①②留守電③(元々のサービスのまま)」にした場合440円になり、留守電だけ残した場合330円(110円お得)、全て利用しない場合は0円(440円お得)となります。私は留守電だけ残しました。
→調べていたら、留守番電話サービスの代わりに、「伝言メモ」を設定すれば無料と分かったので、全てサービス停止しました(少しサービスは落ちますが、相手が留守電を残すことができるので十分と判断しました)。
④あんしん遠隔サポート利用料440円…携帯の使い方が分からなかったときに遠隔(=電話)でオペレーターがサポートしてくれるらしいです。一度も利用したことがないですし、存在すら知りませんでした。
⑤あんしんパックモバイル割引マイナス418円…「ケータイ補償サービス550円(※契約機種により値段変更あり。こちら参照)」「あんしん遠隔サポート440円」「あんしんセキュリティ220円」を抱き合わせにした上で、418円割引にしますよというサービス(418円割引なのはどの機種でも固定)。どうすればお得なのかを紛らわしくさせている曲者その2。
「あんしん遠隔サポート440円」は要らないとして(電話で携帯の使い方を質問したいなら残して下さい)、「ケータイ補償サービス550円」は、ケータイが壊れたときや紛失したときに同じ機種か、同じ機種がなければ別の機種を貸してくれるサービスです。修理費やデータ復旧の際の料金もサポートしてくれるので、このサービスは利用した方がいいと思われます(私も何回かお世話になり助かったので残しました)。
「あんしんセキュリティ220円」は、迷惑メール対策、迷惑電話対策、ウイルス対策、危険サイト対策、アプリの個人データ確認、危険Wi-Fi対策をしてくれるとのことで、私はこのサービスも念のために残しています。
そうなると、「あんしん遠隔サポート440円」を止めて、「あんしんパックモバイル割引→418円値引きしてくれる」も止めることになるので、差額22円にしかなりません。
ですが、22円もあれば、例えば、3980円(さんきゅっぱ)が4002円になってしまうので、引ける分は引いておくとよいのではと思います。
ドコモショップに行ったら、「料金シミュレーション結果」を出してもらえるはずなので、
「その他ご利用料金等」のところの「料金内訳等詳細」のところを見て、不要なサービスについては「必要ない」と伝えてみてください。
もしくは、ご自身で調べながら、
「dメニュー」→「My docomo」→(dアカウントのIDとパスワードを入力してログイン)→「料金シミュレーション」でプラン確認・変更し、
細かいその他オプションの取り外しは「My docomo」に同様にログインした後に、「ご契約内容」アイコンをタップして、下の方にある「すべてのご契約状況を確認」から一つずつ余分なサービスを「変更」して行ってみてください。
(3)料金の最終結果
それで、最終的に、私はギガライト2にして、税込5921円になりました。
※(何ギガまでのプランかは、その月の利用料で決まるとのことで設定なし。そのため、3ギガまで利用のステップ2と仮定。もし、5ギガまで利用のステップ3に移行すれば+1000円の6921円となる。
利用料が増えると勝手にステップが上がるので、通信制限はどのステップでも7GBを超えるまで起こらない)。
また、ドコモショップで手続きした後に、自分でも、dメニューのMy docomoを確認して、
謎の「ドコモ払い・d払い」で毎月税込330円引かれている料金(必須支払いの「spモード利用料」の税抜300円とは別。料金が同じで紛らわしい)の原因を突き止めて解約しました。
※上画像は、留守番電話サービス330円を停止する前のもの。
謎の料金は、最初にドコモと契約したときに契約させられていたらしいBeeTVとかいうサイトの利用料金だったんですね(一度も利用しておらず、ダウンロードさえしていないです)。
勿論、私も、最初に契約した「dTV」と「dマガジン」と「dヒッツ」と「おすすめパック」は、ドコモを通して契約解除していました。
しかし、このBeeTVとかいうものは、最初に説明を受けていなかったはずですし(dTVの抱き合わせらしい)、驚きましたね本当に(契約時の資料を見返しましたが、上記4つしか契約していませんでした)。
それで、このBeeTVを解約するためには、BeeTVのサイトにアクセスする方法があります。
BeeTVの解約時に、dアカウントのID(=ドコモのメールアドレスのこと)やパスワード、ネットワーク暗証(=4桁の数字)を求められたので用意しておいてください。
また、BeeTVの「よくある質問」には、以下のように書かれていました。
上の画像の文章にある「spモード」というのは、ドコモの「spモード コンテンツ決済」(dメニュー→My docomo→お手続き→スクロールして「すべてのメニュー」)のことだと思われますが、退会処理できるようなページを私は見つけられなかったです。
「spモード コンテンツ決済」ページから、BeeTVに支払っていることの確認はできました。
ただし、「spモード コンテンツ決済」のページから、BeeTVのサイトへの移動は可能です。
BeeTVを退会した後だと、退会ページにアクセスできなくなっていた(表示されなくなった)ので、ここに手順を詳しく載せることはできませんが、BeeTVのページの下にある「マイルーム」辺りを探して退会してみて下さい。
(4)調べないとバカを見る
結果として、私の携帯料金は、約10900円(直近3か月の平均)から月額5921円(税込)になるので、4979円安くなりますね。
今後安くなるのはよいのですが、
この「ギガライト」は、2019年6月から始まっているようなので、
つまり、5921円×21か月=12万4341円を捨ててしまっているんですよね。
勿体ないことをしました。
情報に疎いとバカを見ますね。
情報に疎いというのか、現状を把握できていないというのか、
「20GBを使うから高いのは仕方ないんだ。通信制限されるなんて絶対に嫌だ」と思っていました。
それに、調べていて気づいたのですが、
ahamoも結局、月額2970円(税込)に、オプションで825円(ケータイ補償サービス。故障紛失用)+220円(あんしんセキュリティ。ウィルス対策)を付けると、合計4015円になるようです。
これに、「かけ放題オプション1100円」がahamoでも使えるようなので、これも継続して利用するとなると、5115円(恐らく税込?。オプションについてはこちら参照。かけ放題オプションについてはこちらを下スクロール)になってしまいます。
ahamoで消えてしまうサービスよりも、
現状の5921円からの差額の806円の方が価値があると思えたら乗り換えようと思います。
(同日2021/4/6追記)
結局、ahamoで(オプションでも)使えなくなるサービスは、ドコモが不要と判断したサービスで、ユーザーにとっても不要という結論になりました。
☆(①留守電サービス→伝言メモ※国内メーカーandroidoのみにある機能、
②ドコモメール→yahooメール等の他のメール、
③ドコモショップ→ドコモオンラインショップとdメニューに置き換え可能。
④ドコモ電話帳はahamoでも使えるのでSDカードにバックアップを取ればよい。電話帳のデータをクラウドのみに保存している場合は注意。電話帳のデータに限らず、画像等の全てのデータはSDカード等に移せばよい)
そのため、ahamoに移行するための最終的な壁は、自分が持っているスマホがahamoに対応しているかどうかです。古い機種(OS)だと対応していないようです。
私の機種もOSのバージョンが7.1で対応していなかったので現状ahamoに移行できません。
ただし、ahamoでは利用できないサービスを「不要なサービス」とみなして、現状の料金プランから削除してしまえば、料金を下げられます。
(ahamoでも追加オプションとして利用できる、「ケータイ補償サービス」と「あんしんセキュリティ」と「かけ放題オプション1100円」は残す候補として検討してよいかと思います)。
勿論、無料で利用できるドコモメールとドコモショップとドコモ電話帳は、わざわざ利用を止める必要はなく、バックアップを取りつつ、引き続き使って問題ありません。
(2021/10/10追記)
実際の毎月の料金がどうだったかについて書きました。