このブログで最後に取り組むべきことがあるとすれば、沢山の物を実際に取り揃えて、現状と比較検証してみることだと思う
どうも。身の処し方についてふと思い至ったギャクバリです。
私は、「自分にとっての、必要最小限の物の量で生活する」というのはどういうことかということを自分で体験するために物の量を減らしてみたわけですが、
本当の意味で比較するためには、色々な物を沢山取り揃えた状態も体験する必要があるのではないかと思ったことについて今回は書きます。
そして、もし、このブログで「物を減らした体験」と「物を増やした体験」の両方を比べることができたら、
そのときをもって、このブログ自体の「最終回」として良いんじゃないかと思うけれども、
「物を、自分にとっての必要最大限に増やしたい」となかなか思えないので、まだまだ先のことになりそうという話をします。
- (1)「必要最小限の物のみある状態」の本当の良さを知るために比べるべきは、「ちょっとお洒落で洗練されていて無駄もある物達が、整理整頓された状態」ではないだろうか
- (2)振り返ると、そもそも私の物の持ち方は「ミニマリスト予備軍」のようだった
- (3)しかし、自分の中でブレーキがかかって、行動に起こす気になれない
(1)「必要最小限の物のみある状態」の本当の良さを知るために比べるべきは、「ちょっとお洒落で洗練されていて無駄もある物達が、整理整頓された状態」ではないだろうか
皆様は、「ミニマリスト(=自分にとっての必要最小限の物だけを所持している人)の反対」または「ミニマリストの対極にあるもの」と聞いて何を思い浮かべますか?
「物だろうがゴミだろうが、床に積み上げられていて、足の踏み場もない状態」とか、
「物がぐちゃぐちゃと大量にあって、何がどこにあるか分からない状態」といったように、「とにかく物が多い状態」を私はイメージするのですが、いかがでしょうか。
そうなると、「物が多すぎて逆に不便な状態(=マキシマリスト)よりも、物が少なくて維持に手間のかからない状態(=ミニマリスト)を目指しましょう」と言われれば、
「なるほど、確かに実際には物が少ない方が良いのかもしれない」と思えてきます。
しかし、冒頭で、「ミニマリストの反対の状態」として私がイメージしたような「物が床や至るところに散乱した状態」と比べてしまえば、
別に「ミニマリストの物の状態」でなくても、「どの物の状態」であっても生活しやすいはずです。
つまり、「本当にミニマリストとしての物の量がよいのかどうか」ということは、
「なければないでもいいようなオシャレな物だったり、洗練された物だったり、無駄だけれども楽しげな物だったり、なくてもいいけどあれば役立つような物だったりを、整理整頓された状態」を体験してみないと、
「どちらが自分に合っているのか」、本当のところは分からないのではないかということです。
(2)振り返ると、そもそも私の物の持ち方は「ミニマリスト予備軍」のようだった
人によっては、既に、「色々な物が整理整頓された状態」を経験した上で、物を減らしてみて、
「やっぱり、自分にとって必要最小限の物の量で生活するのが一番だな!」という結論に落ち着いた方もいらっしゃると思います。
しかし、私の場合、振り返ってみると、
「元々の状態が、ミニマリストの方達と比べて少ないということはなかったけれども、
世の中で一般的に置いてあるような物が全て揃っているような家にしていたわけでもなかったな」と感じます。
どういうことかと言うと、
「掃除しにくそう」と思い、絨毯やカーペットを床に敷いたことがありませんし(絨毯っぽい物は冬に一瞬試してみましたが、イスを動かす度にぐちゃぐちゃになるので即行で止めた)、
三角コーナーも、「生ゴミ」というゴミを捨てるときの分類があるわけでもないのに、
わざわざ流し台に分けて置いておく意味が本気で分かっていなくて一回も設置したことがありません。
また、ソファも、イスがあるのに置いておく意義が分からず置いたことがなく、
インテリアや飾りにも凝ったことがないというように、
そもそもが、まるで「ミニマリスト予備軍」のような物の持ち方だったということです。
「ミニマリスト予備軍」のような考え方だったと言い換えてもいいかもしれません。
実家には、そのような物も全て置いてあるので、そのような物がある生活を経験したことがないというわけではないのですが、
「自分の責任で自分で管理する」となったときに、「面倒、不要」と感じた物は置いてきませんでした。
そのような状態から、ミニマリストの方達程ではないにしろ、その他の多すぎる物や不要な物を減らして今に至るわけですが、
「家具やインテリアを一通り綺麗に揃えた状態」を自分で管理、経験してこそ、「物を減らした状態」と比べてどうなのかが分かるのではないかと今では思います。
(3)しかし、自分の中でブレーキがかかって、行動に起こす気になれない
ただ、「物が少ない状態」は、色々とラクなんですよね。散らからないですし。
そのことが分かってしまっているので、
「よしじゃあ、ブログのネタのために、家具やインテリアや置き物を一通り揃えて比較するぞ~!」とは、現段階では到底なりそうにありません。
頭の中で想像してみても「ソファとか、捨てるときに大変そう」と、
既に捨てるときのことを考えていて、駄目だこりゃとなっています。
しかし、さながら「恋愛は無意味で無駄だから止めた方がいい」という本を読んで納得してしまい、恋愛に一度も手を出さない人のように、
一回も経験せずに不要と決めつけてしまうのもどうなのだろうという気もして悩むところです。
なので、このブログで最後に取り組むとすれば、「物を整理整頓された状態で、自分にとって必要最大限の量にすること」になるかと思いますが、
現段階では、取り組むことはなさそうという結論になります。
このブログ自体のタイトル(=『ミニマリストに逆張りするブログ』)からすると、
まずこの「最大限の物の量」から試さなかったのが不思議に思えますが、
上で述べた通り、そもそもが、私の考え方がミニマリスト予備軍的だったということなのでしょう。
以上になります。とりあえず、現段階では、物と料理の話は書き終えることができました。ここまでお付き合いいただいて誠にありがとうございました。
ただ、どちらも生活に関わることなので、またネタが貯まって来たら書くこともあるかと思います。
次回は、先週の日曜にネットフリックスで1日がかりで一気に視聴した「PSYCHO-PASS サイコパス」というアニメの感想を書きます。
その次からは、本の読み方や買い方(どうしたら積ん読にならないかとか、そういった話)の話をしていく予定です。