仕事関係の本は、すぐに読まなくても持っておくだけで役立つ
どうも。さらにブログに書く本ネタを整理して、今回の話を除いて後3つで十分だなと考えているギャクバリです。
今まで散々「いかにして読むか」という話をしてきましたが、
今回は、「すぐに読まなくても手元にあるとよい本」の話をします。
いわゆる「積ん読(読まずに積んでおく本)」についてです。
(1)仕事の本は何故か読む気になれない問題
仕事をし始めてから、ひしひしと感じるようになったことに、
「今までワクワクドキドキで読めていた分野の本なのに、
その分野の仕事に就いた途端、義務感と責任感で粛々と読むようになったな」ということがあります。
皆様にも似たような経験があるでしょうか。
それでも、読んでいる内はまだ良いのですが、
下手をすると、仕事関係の本は読まずに後回しになっているときがあります。
そして、本当に必要に迫られたときに慌てて読んで、「もっと早くから読んでおけばよかった」と思うときもあります。
理由は、私の中ではっきりしています。
本屋で立ち読みして「この本は読み進められそう」「興味ある!」と思った本以外も、
「この本は必要になるかもしれない」「とりあえず買っておこう」という本まで買い込んでいるからですね。
そのため、仕事関係の本の中でも、興味津々の本は読めて、義務感で買った本は読むことなく本棚に収まっているというわけです。
「はよ読め」という話で、本当ならここで「義務感で買った本も、放置せず読む方法」をお伝えできたら良かったのですが、私にも分かりません。
「必要に迫られるまで読むのを待つか、必要に迫られる状況に自分を追い込む(=勉強会、研修、講話を引き受けるなど)」というのが現在の私の対処法です。
(2)いざと言うときに必ず役に立つのが仕事の本
「それなら、買わなければいいか」というと、そうでもないように私は感じていて、
「仕事に必要なんじゃないか」と思って買った本は、やはり後々になって仕事に必要になるときが来ることが多いように感じています。
私が大型書店のある地域に住んでいないことも大きいですが、
「明日のために調べて読みたい」というときに、手元に参照できる本があると「本当に良かった」と思います。
すぐに読んで自分の糧とできなくても、いざというときに自分の役に立ってくれる本というものもあるのではないかというのが、今の私の考えです。
本当はすぐに読んでしまうのが一番なのでしょうが、力及ばずといったところです。
(3)ときには積ん読を恐れない心をもつ
そのため、読むに越したことはありませんが、
ときには「読まずにそのままにしておく本」を持つことを恐れないことも必要なのではないかなと思います。
今回は、仕事関連の本を例として挙げましたが、
仕事に限らず、「この本は自分にとって必要だ」という本を持っておくこと、
そして、「やっぱり必要なかったな」と思ったら怖がらずに処分することも大事なことなのではないでしょうか。
そうして、読んだり読まなかったりを繰り返して、色々な本に出会えるといいなと思っています。
以上になります。今回の話は短めなようで普通に1000字は越えているので、実際はこのくらいのボリュームが丁度良いのかもしれませんね。
次回は、「本に異を唱えたい(共感できなかった)ときの本のレビューの書き方」について、私の実例つきで書きます。