エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機が要らなくなった時の正しい捨て方
どうも。箱型ブラウン管TVを引き取ってもらうのに6480円(税込)支払ったギャクバリです(前回記事の次回予告の答え)。
本当は今回、「こんなに値段がかかるから、増税前に使わないTVは処分した方が良いよ~」という記事を書こうと思っていました。
しかし、調べていく内にそういう単純な話でもないことに気づき、
普通に「家電リサイクル法に従ってTV等の家電を処分するにはどうしたら良いか」を書いた方が有益な情報になりそうな気がしたので、そうします。
TV等の家電の買い替えや、単純な処分を検討されている人は参考にしてください。
(1)家電リサイクル法とは。自治体が回収しない4品目とは?
皆さん家電リサイクル法ってご存知ですか?「何か聞いたことがある」という方もいると思います。
私は、一人暮らしを始めてから一度も家電を買い替えたことがなかったので全く気にしたことがなかったのですが、
要は「今から言う4つの家電は、デカくて堅くて自治体で処分するの本当に無理!だから、家電販売店が引き取って、製品を作ったメーカーで部品をリサイクルして、もう一回使ってね。
どの家電かって言うと、エアコンと、TV(ブラウン管・液晶・プラズマ)と、冷蔵庫&冷凍庫と、洗濯機&衣類乾燥機だよ。よろしく!」
というのが、家電リサイクル法です。
※参考URL:RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター
(2)4つの家電はどこで引き取ってもらえるのか
①新しく家電を買い替える場合
ここが勘違いしやすいところだと思うのですが、もし、エアコンやTV等の家電4品目を「買い替える」なら、
「新しい家電を購入する店」に使わなくなった4品目家電の引き取りをお願いできます。
私はてっきり、使わなくなった家電を購入した店でないと引き取ってもらえないのかと思っていましたが、
新しい家電を購入する店でも引き取ってもらえます。
勿論、使わなくなった家電を購入した店でも引き取ってもらえます。
ただ、家電販売店が、RKC(一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センター)に加入している店である必要があります。
また、同じ種類であれば、新しい1つの家電と引き換えに、古い家電を2つ以上を引き取ってもらうことも可能なんだそうです。
例えば、新しい液晶TV1台を買う代わりに、古いブラウン管TV2台を引き取ってもらうことが可能ということです。
しかし、「新しいTVを貴方の店で買う代わりに、使わないエアコンを引き取って!」というのは駄目です。種類が違いますからね。
※参考URL:買い替えの場合 | これで解決家電リサイクル
②ただ家電を処分するだけの場合
処分するつもりの家電を購入した店で引き取ってもらえます。
しかし、私もそうだったのですが「遠方に引っ越してしまう等して、元の購入店で引き取ってもらうことが不可能」という場合は、
自治体によって違うので、自治体に問い合わせてくれとのことです。
下記のリンクのページから、自分の住んでいる地域では、どう処分すればよいか検索できます。
※参考URL:全国自治体HP検索 | これで解決家電リサイクル
いくつか検索した感じでは、「こういう業者(運送会社や清掃業者等)に回収してもらってください」と電話番号を載せている地域もあれば、
「他の家電販売店でも回収できるようにしてるから、そこで回収してもらってください」という先進的な地域(京都市)もあって千差万別ですね。
また、自分で持ち込むことが出来る場所(指定取引場所)もあります。下記のリンクのページから検索できます。
※参考URL:最寄りの指定引取場所・営業日検索 | これで解決家電リサイクル
自分で持ち込む場合でも、次で説明する「家電販売店で引き取ってもらう場合」と同様に、
事前に、「郵便局・ゆうちょ銀行で専用の家電リサイクル券(料金郵便局振込方式)」をもらって、リサイクル料金を支払う必要があるとのことです。
振込用紙は、郵便局の窓口で専用の用紙をもらえばOKです。
(3)4品目家電を引き取ってもらう手順
次に、具体的な引き取ってもらう方法ですが、
まずは、新しい家電を購入する店か、古い家電を購入した店に依頼します。
店ごとに違うらしいので、店の指示に従います。
引き取りを依頼した場合、指定された回収日時に回収業者が来ます。
そして、回収する時か、店頭で「家電リサイクル券」に必要事項を記入します。
※参考URL:家電4品目の「正しい処分」早わかり!|家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)|経済産業省
この「家電リサイクル券」には2種類あります。
「料金郵便局振込方式」という青文字が書かれた紙と、「料金販売店回収方式」という緑文字で書かれた紙の2種類です。
郵便局でリサイクル料金を振り込む場合は、下記のリンクに記入方法が書いてあります。
※参考URL:https://www.kaiketsukr.com/coupon/postoffice.pdf
家電販売店にリサイクル料金を振り込む場合は、下記のリンクを参考にしてください。
※参考URL:RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター
どちらの家電リサイクル券を使うかは、家電販売店の指示に従うとよいかと思います。
注意しなければならないのは、振込用紙で支払うのはあくまでも「リサイクル料金」だけということです。
リサイクル料金とは別に、回収しに来てくれた業者に、収集&運搬料金を支払う必要があります。
料金は、家電販売店によって異なるので、問い合わせが必要です。
(4)それぞれの家電の具体的なリサイクル料金
リサイクル料金は、家電ごとに異なります。下記のリンクで調べることができます。
※参考URL:品目別メーカー別リサイクル料金表 | これで解決家電リサイクル
以上が、リサイクル法に定められた4品目家電の正しい処分方法です。
結構ややこしいので、買い替えの時には面倒くさがらずに、古い家電も引き取ってもらうようにしたいものです。
先延ばしにして、遠方に引っ越ししようものなら、さらに面倒なことになりそうですからね。
ついでに、リサイクル料金には消費税が勿論かかりますので、
家電の処分を検討しているなら増税前の9月中に処分してしまうと少しお得になります。
以上、意図せずたまたま9月に不用品回収業者に家電を回収してもらったギャクバリがお送りしました。
次回は、今回の話の流れで、「使わない・壊れたパソコンを無料で回収してもらう方法」について書きます。