2020年4月から始まる分の「NHK英語テキスト」は、13冊の中からどれを選べばよいのか?無料ガイドか公式サイトを元にレベルを測定する方法
どうも。2020年4月からNHKラジオ(もしくはパソコンかスマホのアプリ)で英語の学習を、個人的にしようと思っているギャクバリです。
ブログでメインで取り扱うというわけではないのですが、学習していて気づいたことがあれば、ブログで取り上げることもあるかもしれません。
早速ですが、今回は、何故英語を学び直そうと思ったのかという話と、
4月から新しく英語を始めたいという方が、「NHK英語テキスト」13冊(!)の中から、どのテキストを選べばよいかという話をします。
(1)私が英語を学び直そうと思ったきっかけ
「何で、いきなり英語を始める気になったんだコイツ?」というところなのですが、
きっかけはブロガーのゴミ子さんの下の記事を見たことでした。
上の記事を書かれていらっしゃるゴミ子さんが、NHKゴガクで9か国語を学んで、ブログを9か国語展開するのが夢だということをおっしゃっていて、読んでいてその発想に心躍ったのがきっかけです。
それで、「4月から新しく英語を学び直すのも良いんじゃないか?」と決めました。
ちょうど、第1回目の講座から聴けるというのも後押しとなりました。
(2)NHK英語テキスト13冊の中から自分に合ったテキストを見つける方法
そこで、「面白そうだから英語以外にも手を出してみようかな」とも思ったのですが、
彼女の記事を見た翌日(3/18か19)くらいに書店に足を運んだところ、NHKの英語テキストが他にも何冊かあったんですよね。
一体、全部で何冊あるのかと調べてみたら、13冊!
TVでしか放送しないものを抜かしても(私の自宅にTVがないので)11冊もあるとのことでした。
私のレベルに合った英語テキストはどれなのかと途方に暮れていたところ、
『NHK英語テキスト えらべるガイド2020』という無料のガイドが隣りに置いてあり、
「基本レベル問題の10問」と、「応用レベル問題の10問」の計20問を解けば、
どのテキストで学べばよいかが分かるということでした。
下の画像にある、薄い赤色の冊子です。
この冊子のp12-20に書かれている「穴埋め記号選択式問題」を解いてみて、
「正解した数」を、基礎レベル問題10問と、応用レベル問題10問それぞれで数えてみてください。
(例:基礎レベル問題9問正解、応用レベル問題5問正解等)。
終わったら、1問10点として、基礎レベルと応用レベルそれぞれで100点満点中何点だったか計算してください。
(例:基礎レベル9問正解→90点、応用レベル5問正解→50点等)。
この点数さえ分かれば、後はp26のレベル対応表を見れば、どの英語テキストで学べばよいかが分かります。
また、「本屋に冊子が置いていなかった」という方や、「外出できない」という方は、下の公式サイトでテストしていただけたらと思います。
こちらは、各レベルごとに10問ずつではなく、15問ずつになっていました。
リスニング問題が5問増えた分、問題数が多くなっています。
残りの10問は、赤い冊子の問題と全く同じでした。
(3)私の英語の実力と、合うテキスト
ちなみに、私が「NHK英語テキストえらべるガイド2020」(赤い冊子)と公式サイトの両方を解いてみた結果、
基礎レベルが、文法50/50点、会話・表現40/50点、リスニング50/50点で、合計140/150点、
応用レベルが文法30/50点、会話・表現20/50点、リスニング40/50点で、合計90/150点ということでした。
レベルとしては、応用レベルでいうと「B1-B2」レベルという、中の下レベルのようです(応用レベルは、「A2-B1(易しい)、B1、B1-B2、B2、B2-C1、C1(難しい)」の6段階に分かれており、下から数えて3番目)。
…伸び代がありそうですね!(物は言いよう)。
まあ、最初から100点満点だったら勉強する必要がないですからね。
ただ、 「会話・表現」に課題があるみたいで、私としても英語を全く喋られる気がしないので、喋られたらいいなという思いがあるので丁度良かったです。
意外だったのが「英語の聞き取りも駄目だあ~」と解く前は思っていたのが、
思いの外、リスニングが正解していたことでしょうか(非常に英語をはっきりと喋っているので聞き取りやすかったのと、最初に状況の説明が日本語であるので分かりやすかった)。
ということで、私のレベル帯の英語テキストを6冊買いました(『実践ビジネス英語』だけはC1(=今年度テキストの中で最上級の難しさ)レベルの英語テキストなので格上)。
ざっと確認した感じでは、
上段3冊(『実践ビジネス英語』『高校生からはじめる「現代英語」』『ラジオ英会話』)が、
「文章が長く、読解や文法寄りの内容(実践ビジネス英語は、読解文寄りの会話を、耳から聞き取って理解できるようになることを目指しているようです)」で、
下段3冊(『英会話タイムトライアル』『遠山顕の英会話楽習』『入門ビジネス英語』)が、
「自分で英語を思いついて話し、英作文が書けるようになること」を目指しているような印象を受けました。
レベル測定のテストで、私は英会話の方に課題があるようだったので、下段3冊(『英会話タイムトライアル』『遠山顕の英会話楽習』『入門ビジネス英語』)をメインに進めて行こうと考えています。
せっかくなので、この6冊については簡単に説明しておきます。
興味のあるテキストを選ぶ参考にしてみてください(気軽に始められそうな順に並べています)。
①英会話タイムトライアル
…基本15分あるテキストが多い中、10分で終わるお手軽さ。youtube動画1本を聞くと思えば、ハードルが低そうです。
内容も、「日本語を見て、英語を考えてみてね。答えは次のページに書いてあるけど、正解はこれだけじゃないよ」というスタンスのようです。
英語に変換する日本語も、「日本へようこそ」とか、そのくらいの短い文章です。
これだけでも結構、theをつけるのか、つけないのか等が気になるので、英語力が鍛えられる予感がします(ちなみに、回答例は「Welcome to Japan.」)。
②遠山顕の英会話楽習
こちらも10分で終わるテキストです。
面白いと思ったのが、クールな表現(学校で学ぶ英語)よりも、ホットな表現(感情を伝えられる英語)を学ぶことを目標にしているところです(前書きの要約)。
「safely(安全に)と言うのでなく、in one piece(無事に=一か所も欠けることなく、1ピースのままで)と言うことで気持ちがこもる」という、その「イン ワン ピース」の方を学べるということで、こちらのテキストにも期待しています。
③入門ビジネス英語
ここからは15分間で学べるテキストです。そして、私が英語を始めようと思ったきっかけとなったゴミ子さんお薦めのテキストでもあります。
自己紹介において、日本語の「よろしくお願いします」に代わる英語の表現(=I'm looking forward to working with you.…皆さんと一緒に働くのを楽しみにしています)等が載っていて、凄く実用的な、丸暗記してそのまま使えそうな表現が沢山ありそうに感じました。
1年通してテキスト6冊を全部買うと出費もかさむので(全て1冊税込495円。年間通して買うと1つの講座につき5940円)、よっぽどのことがない限り、5月以降は、私の目的に応じて、以上の3冊に絞ろうと思っています。
④高校生からはじめる「現代英語」
こちらは、英語で書かれたニュース記事を日本語に訳し、
今度は逆に、日本語で書かれたニュースを英語に訳すという二重構造になっているテキストです。
なので、英会話よりも、英語のニュース記事を読みたいという方にはこちらが適しているかと思います。
自分の書いた日本語の文章を、英語にしたい方にも向いているかもしれません。
⑤ラジオ英会話 ハートでつかめ!英語の極意
一応「実践ビジネス英語」よりも先にこちらの「ラジオ英会話」を載せましたが、
人によってはもしかしたら「実践ビジネス英語」よりも、こちらの方がハードルが高く感じるかもしれません。
英語を母国語として話している人達の英文を考える感覚を、図等を用いて、文法にも焦点を当てながら、詳細に解説しています。
そのため、英語を根底から本気で理解したい、学びたい方に合っていると思います。
⑥実践ビジネス英語
最初に行った本屋にこれしか置いてなくて、一番レベルの高いテキストとは知らず、うっかり買ってしまったテキストです。
日常会話以外の、人と意見交換したり議論したりするための会話を学ぶためのテキストのように見受けられました。
人と英語で熱く意見を交わしたい方に向いているのではないかと思いました。
後、難しければ難しいほど燃える人、どうせ学ぶなら一番難しいものを学びたいという方にもお薦めです。
以上6冊は私が買ったので説明できる部分ですが、
それ以外については、下の公式サイトをご覧ください。講師の先生達の写真と、それぞれのテキストの紹介が簡単に載っています。
興味のあるテキスト説明をクリックすると、パソコンだと、実際に番組の音声が聴けるページに飛びます。
本放送がラジオで流されてから一週間後に流されるそうです。
私も、こちらからパソコンで聞こうと考えています。
なので、4/6(月)の午前10時から音声公開が始まるものが多い(公開から2週間弱で公開終了)ようですが、ご自身の興味のあるテキストの音声が公開されるのがいつからかは各自ご確認ください。
スマートフォンで聴きたい場合は、下のサイトからアプリをダウンロードできるようです。私自身は使ったことがないので、使い勝手がどうかは紹介できずに済みません。各自で判断いただけると幸いです。
以上、家の中ですることの一つとして英語はありなんじゃないかと思っているギャクバリがお送りしました。
私の考え方として、1冊から1個学べれば上等と思っているので、気構えずに学べたらと思っています(『遠山顕の英会話楽習』は、「インワンピース」で「無事に」を憶えたのでミッションクリア(笑))。
それでは、次回は、4月からブログで何をメインに書くかについて計画を立てます。
「自炊」「弁当を買う」「外食」のどれが一番安上がり?何回自炊をしたら元が取れるのかも検証
どうも。ここ2日間くらい食材と調味料の値段を調べたり計算したりしていたギャクバリです。
今回は、私が4か月間料理に取り組んだことを踏まえて、ずっと気になっていた、
「自炊(自分で料理を作る)」と「弁当を店で買う」のと「外食」では、どれが一番お金がかからないのか、
また、それぞれ3つの間にどのくらい差があるのかということを、厳密に計算します。
条件を揃えるために、栄養バランスが良さそうな「肉野菜炒め」で比較します。
(1)私の予想:一人暮らしなら「弁当を買う」が一番安いのでは?
始めに、私の当初の予想を言っておくと、「『弁当を買う』が一番安い」です。
理由は2つあります。
1つは、とにかく作ってみたい料理を作ってきたこの4か月間(約30回)、食費が倍増した気がしたからです。
肉を買ったり、調味料を買ったりの出費が多かったです。
その点、弁当だと、500円なら500円と値段がきっちり決まっていて、安定しているイメージがあります。
もう1つは、実際に必要な分以上に食材や調味料を買う必要があるため、その分の値段がかさむのではないかと思ったからです。
どういうことか具体的に例を挙げて説明します。
仮に、料理を作るのに使う食材の量が、売っている量の半分で良かったとします。
しかし、例えば、玉ねぎで考えると、「玉ねぎ半分」の形では売られていないわけで、
実際には「玉ねぎ3~4個分」の値段を払うことになるから高くなるのではないか?ということです。
「次の料理で使えばよい」という意見も分かります。
しかし、その次の料理を作るときに、全く同じ食材のみを使い続ける場合は別として、
違う料理を作るときに、追加でまた、
例えば「キャベツ1/8でよいところをキャベツ一玉(または半玉)」買って、
「ニンジン半分でよいところをニンジン1本買って」…と続けて行ったら、
得したと思っている分と同じかそれ以上の分を、次の食材を買うことで損し続けるのではないか?という疑問がありました。
そこで、今回は、「自炊(自分で作る)」の場合の条件を、
「買った袋の値段(=例えば玉ねぎ4個入りの袋を200円で買ったなら、そのまま200円とみなす)」の場合と、
「レシピ通りの値段(=例えば玉ねぎ4個入りの袋を200円で買ったなら、レシピで玉ねぎ1個を使った場合、200円÷4=50円の計算で、玉ねぎ1個分の値段である50円のお金がかかったとみなす)」
の場合の、両方の値段で比較してみます。
ここから先、全て税込み価格の話です。小数点以下は、全て切り上げます。
また、自炊した場合の調味料の値段も含めます。
(2)「自炊(使った材料の値段のみ)」「弁当を買う」「外食」「自炊(使う食材や調味料を買うのに必要だった全ての金額を計算)」の場合、どれが一番安上がり?
前置きはこのくらいにして、実際に値段を見て行きます。
最初は文章のまま長々と書いていたら4000字を越えてしまったので、文章は全部消して、以下のような表にしました。
<「肉野菜炒めのみ」の場合と、「肉野菜炒め、白ご飯、汁物」の場合の値段比較(1人分)>
①自炊(使った食材分のみ) | ②弁当を買う | ③外食 | ④自炊(買い揃えるのに必要な金額) | |
肉野菜炒めのみ | 129円 | 390円(東京や大阪等は420円) | 単品不可 | 1438円 |
肉野菜炒め・白ご飯・汁物 | 244円 | 620円(東京や大阪等は650円) | 730円 | 3629円 |
上の表は、計算してみて安かった順に並べています。
以下、簡単にどう計算したかについて書いておきます。
私の計算を全面的に信頼するという方は、
最後の「(3)何回自炊をしたら、弁当を買ったときや外食をしたときくらいに元が取れるか」の計算まで、読み飛ばしてくださって構いません。
①自炊で「使った分のみの食材と調味料」を計算する方法について
また計算式を書き始めると字数が飛んでもないことになるので、簡単に書きますが、
自炊をした場合の肉野菜炒めのレシピは下のリンク先の物を用いています(レシピは、『料理のきほん練習帳(小田真規子著)』より引用しています)。
材料は、2人分で、玉ねぎ1/2個、キャベツ4枚、豚肉1パック、塩少々(小さじ1/8として計算)、コショウ少々(塩と同じ)、油小さじ2のみです。
2人分を計算した後、食材のみ2で割って1人分の値段にしています(調味料はこれ以上量を減らしようがないので変更せず)。
minimalist-gyakubari.hatenablog.com
なので、例えば、4個入りで税込185円で売られていた玉ねぎは、1/2個しか使わなくてよいので(185÷4)÷2=24円(税込で小数点切り上げ)と計算しています。
この方法で2人分の計算をした後に、食材だけ1人分にするために2で割るので、玉ねぎは1人分だと12円ということになりますね。
買ったときの値段が分からなくなっていた野菜の値段は、下のサイトも参照させてもらっています。
皆様も、ご自身で計算されたいときはご参照されてみてください。
ただ一つ、上のサイトの、以前の価格表を見るときは、税抜価格で表示されているのでそこはご注意ください。
また、調味料の小さじ1あたりの重さも分からないと、使った調味料の値段の計算もできません。
そこで、調味料ごとの重さについては、下のサイトを参照させていただきました。
油が分かりやすいので、油の計算方法を書きますが、
油小さじ1の重さが4gだそうなので、使った油小さじ2の重さは8gとなります。
600g入りの油を買ったので600g÷8g=75回分入っていることになります。
ということは、このオリーブオイルが694円だったので、694円÷75回分=9.25…円なので、小数点を切り上げて、10円としています。
塩とコショウは小さじ1/8として計算したのでやや複雑になりますが、基本はオリーブオイルの場合と同じです。
色々計算して、「肉野菜炒めのみ」を自分で作る場合は、129円くらいと出ました。
続きまして、白ご飯を自分で炊いたときについては、既に計算してある素晴らしい記事があったので、下にリンク先を載せておきます。
上の記事によると、茶碗1杯分のご飯を食べるのに必要な費用は32.64円ということなので、小数点以下を切り上げて33円とします。
また、「基本のみそ汁」を作った場合、
料理本(『料理のきほん練習帳(小田真規子著)』のレシピを参考に、
「みそ大さじ2、削り節1袋(5g)、ねぎ1/2本(50g)、豆腐1/3丁(100g)」を2人分作ったとして計算した後に、2で割って1人分の値段を出しています。
上のレシピでみそ汁を作った場合、1人分は79円くらいになります。
②「肉野菜炒め」弁当を買う場合の計算について
自炊の計算については、見るだけでうんざりされたかもしれませんが、ここからは特に複雑なことはありません。
弁当を買う場合は、「ほっともっと」という全国チェーン店の弁当屋に「肉野菜炒め弁当」があるので、この値段を参照しました。
しかし、調べてみたら、東京、大阪、京都等の都市と、それ以外の都市では、同じ肉野菜炒め弁当でも値段が違うのですね(2020/3/28現在)。
東京や大阪等では、肉野菜炒めのみで420円、それ以外の都市では390円です。
ここに白ご飯をつけると、100円高くなって大都会では520円、それ以外の都市では490円となります。
また、ほっともっとにみそ汁は売っていませんが、豚汁は地域に関わらず130円で売っています。
なので、「肉野菜炒め+白ご飯+汁物(豚汁)」の組み合わせで、大都会の場合は650円、それ以外の都市の場合は630円となります。
③「肉野菜炒め」を外食する場合の計算について
お次は、「肉野菜炒め」を外食する場合です。
私が好きなので、「やよい軒」という和食?のチェーン店の値段を参照します。
「肉野菜炒め定食(ご飯や汁物等つき)」が730円です。
単品で頼むことはできないので、外食のときは730円とします。
④肉野菜炒めを「自炊」するときに、材料を集めるのに必要な値段の計算
ある意味、ここの値段が肝心な部分です。
①では、自炊するときの食材や調味料の値段を「使う分だけ」として、
本当は4個入りを買ったのに、1/2や1/4個分の値段で計算する等しました。
しかし、実際に買った値段は4個入りの値段です。その1/4の値段で手に入れることはできません。
調味料や米も同じです。
そこで、実際に食材や調味料を調達するときにかかった値段を計算したのが、④での値段となります。
計算してみたら面白いことになりました。
「肉野菜炒め」の食材と調味料は税込1438円、
「米2kg」は税込1380円、「みそ汁」の食材と調味料は税込811円でした。
つまり、自炊で「肉野菜炒め」と「白ご飯」と「みそ汁」を作りたい場合は、
一から食材と調味料を調達するとなると合計3629円(税込)になるわけです!
外食730円も、自炊で一から材料調達するときの3629円の前には霞んで見えます。
通りで、何も考えず、時々思い出したように色々な料理を作り散らかした4か月の間、食費が増えていたように思われるわけです。
それでは、何回同じ料理を作れば、この最初の材料調達に使った費用の元を取ることができるのでしょうか?
(3)何回自炊をしたら、弁当を買ったときや外食をしたときの値段くらいまで元が取れる?
では、何回自炊をすれば、弁当を買ったときや外食をしたときの値段よりも安くなり、元を取ることができるのか計算します。
<「肉野菜炒め」のみを1人分食べ続けた場合、累計金額>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | |
自炊 | 1438円 | 1438円 | 1628円 | 1628円 | 1818円 |
弁当(大都市以外) | 390円 | 780円 | 1170円 | 1560円 | 1950円 |
弁当(大都市) | 420円 | 840円 | 1260円 | 1680円 | 2100円 |
外食 | 730円 | 1460円 | 2190円 | 2920円 | 3650円 |
自炊の場合、2回作るごとに1回、豚肉190円を買い直すだけなので、奇数回数ごとに、使った金額が190円ずつ増えて行っています。
(玉ねぎは16回目でなくなるので17回目で買い直す必要あり。
キャベツの葉は42枚くらいあるそうなので、2枚ずつ使って21回目になくなり、22回目に買い直す必要あり)。
弁当や外食は、毎回同じ値段ずつ増えて行っています。
そうすると、あなたが東京や大阪や京都等以外に住んでいる場合、
5回野菜炒めを作った時点でほっともっとで弁当を買ったときの金額よりも安く抑えることができます。
あなたが東京や大阪といった大都市に住んでいる場合、4回作った時点で、ほっともっとで弁当を買うよりも安く抑えることができます。
やよい軒で外食する(肉野菜炒め定食を食べる)場合と比べると、2回以上自炊すれば、外食よりも金額を浮かせることができます。
<「肉野菜炒め」「白ご飯」「汁物」を1人分食べ続けた場合、累計金額>
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
自炊 | 3629 | 3629 | 4103 | 4103 | 4577 | 4577 | 5051 | 5051 | 5525 | 5525 |
弁当(大都市以外) | 620 | 1240 | 1860 | 2480 | 3100 | 3720 | 4340 | 4960 | 5580 | 6200 |
弁当(大都市) | 650 | 1300 | 1950 | 2600 | 3250 | 3900 | 4550 | 5200 | 5850 | 6500 |
外食 | 730 | 1460 | 2190 | 2920 | 3650 | 4380 | 5110 | 5840 | 6570 |
7300 |
こちらの方が、現実的かもしれません。
自炊で「肉野菜炒め」「白ご飯」「汁物」を1人分食べ続けた場合の累計金額です。
今度は、2回作るごとに、「豚肉」「削り節」「ねぎ」「豆腐」の計474円分を買い直す必要があります。
作る量が増えると、弁当や外食と比べて苦戦している様子が表から見て取れるかと思います。
大都市以外に住んでいれば、9回作ってようやく自炊の方が、弁当を買うより安くなります。
大都市に住んでいれば8回目以降で、自炊の金額が、弁当の金額を下回ります。
外食なら7回目以降で、自炊の方が安くなります。
うーん、土日に一回ずつ作るだけでは元が取られないという、なかなか厳しい戦いですね(それは当たり前である)。
ちなみに、調味料は塩100g入りの場合、毎回一振りするとして約160回弱で交換、
コショウは17g入りの場合、毎回一振りするとして約68回弱で交換、
油は600gを毎回小さじ2で、約75回弱で交換する計算になります。
(4)結論:自炊で安く抑えるのは、かなり料理に対する知識が求められる高等専門技術である。しかし、節約だけではない料理の良さもある
ようやく結論になります。
結局のところ、自分で料理を作ることで、弁当を買うよりも安く抑えようとするのは至難の業であるというのが、今回計算してみて分かったことでした。
一式揃った(と言っても白ご飯と汁物と一品のみ)料理を食べたい場合、
弁当を買うよりも安くするためには、
少なくとも8~9回以上は食材を腐らすことなく作り続ける必要がありますし、
実際は肉野菜炒めのみ作り続けることもないでしょうから、
安くしようとすればさらに困難を極めることが予想されます。
冷蔵庫の中にある食材を見て料理を決められるということは、
ある程度、料理のレパートリーが頭の中に入っておいて、しかも作ることができる必要があるわけです。
もうこれ、料理の素人である一般人が手に負えるレベルではなくないですか?
日本人の、特に女性は料理を当たり前のように頻繁に作ることのできる人が多いように見受けられますが、かなり高度な専門技術を持っていると考えていいように思います。
ただ、私が今までになく料理を作ってみて感じたことは、
「何かを作り上げて、『美味しい』という報酬が返ってくる」という、趣味としての楽しさはあるなということでした。『不味い』というリターンの場合もありますが。
そして、「いつも口にしていた料理は、こうやって作られていたのか」ということが分かるのも興味深いものでした。
それに、「自分で作ることができる」というのは、家にいるべきこの時期には、かなり役立つ技術をわずかながら身に着けることができたなと感じています。
なので、私の場合、節約できるくらいまでの腕前にはならなかったけれど、料理に挑戦してみてよかったな思っています。
以上、今回の内容を書くのは、私には荷が重すぎた気がしてならないギャクバリがお送りしました。
何故、数学が得意なわけでもないのに、滅茶苦茶計算が必要になるこの内容を書こうと思ったのか、理解に苦しみます(つい興味本位で…)。
次回予告を書いた段階では、まさかこんなに計算が必要になるとは思わず、ここまで書いてきましたが、6000字越えましたね。
ここまでお読みくださって誠にありがとうございました。もうちょっと短くまとめたかったのですが、まとめられずに済みません。
次回は、4月からNHKラジオで英語を学ぶ場合、テキストはどれを選べばいいのかについて書きます。
「料理の後に、4月から新しく始めたいことがある」と書いていたことが英語というわけではないので悪しからず。
ただ、ブログとは関係なく、個人的に英語は4月(3/30)から始めようと思っています。ブロガー(ブログを書く人)のゴミ子さんが始められていて面白そうだったからという理由です。