書きつくし!

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目玉焼きを作るのが超絶難しすぎる(料理第15弾)

どうも。朝起きたときに眼鏡が見当たらなくてコンタクトレンズで一日を過ごし、

帰宅しても見つからず「まさか」と思ってゴミ箱の中を見たら、

本当にゴミ箱の中に眼鏡が落ちていたギャクバリです。

 

仰天しました。ベッドの上から、ちょうどゴミ箱の上に落ちたんでしょうね。

 

それはともかく、今回は、帰省中に作り方を教わった目玉焼きを作ります。

(1)目玉焼きを作ろう

①材料

・卵…1個(4個くらい、まとめて作った方が上手く作れそう)

・油…大さじ1

・水…大さじ1

②油大さじ1を敷き、キッチンペーパーで軽く拭きとる

油大さじ1と言いますか、普通に油の入った容器からフライパンに垂らせばよいです。

その後、キッチンペーパーで軽く拭きとります。

③卵を割って、フライパンに入れる

料理の本には、別の容器に割ってからフライパンに入れると失敗しにくいと書いてありました。

私はというと、フライパンの上で割って、直接フライパンに投入しました。

その結果です。

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白身が見たことのない形になっているんですが、何これ?

③大さじ1の水を、黄身の外側部分に少しずつ分けて入れる

親が言うには、黄身の外側部分に、大さじ1の水を少しずつ分けて入れると良いんだそうです。

 

私も水を投入してみたところ、油が残り過ぎていたせいか、普通にバチバチッとなってしまいました。

 

親が作っているときは油が撥ねていなかったのですが、今回は卵1個で作っているからなのか、火が強すぎたのか、両方かもしれません。

④黄身に白い膜が張ったら、火を止め、余熱で後は焼いて完成

黄身に薄い白い膜が張ったら、火を止めて余熱で焼けば完成とのことです。

 

ただ、私の場合、白い膜が張るのを待っていたら、白身のような白いぶくぶくが黄身を覆い始めました。

 

1個目の出来上がりが酷かったので、2個目を作ります。

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上下でぴょこんと出ていた白身は、中央に押し込みました。

相変わらず、黄身は右側に寄っています。

 

ここまでは良さそうに見えたのですが、白い膜が完全に張るのを待っていたら1個目と大差ない出来映えになりました。

 

しかし、一応、完成ということにします。

(2)目玉焼きのようなものを食べよう

完成形がこちら。

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自分でも信じられない出来上がりなんですが、これやっぱり私の腕前のせいなんでしょうか?

 

卵の賞味期限が切れていたせいだと思わないと、自分の精神を安定させられそうにないんですけれどね。

(卵は一応、きちんと火を通せば賞味期限が過ぎても食べられます。

ただし、冷蔵庫で保管していた場合の話で、もちろん早めに食べた方がよいです)。

 

目玉焼きが、こんなに難しい料理だとは思っていませんでした。

本来は、「朝ごはんに簡単に作って食べられる」のような持って行き方でブログに書こうと考えていたのですが、超絶に難しかったので無理でした。

 

もしくは、目玉焼きを作るのが難しいのではなくて、私の料理の腕が壊滅的に不味い可能性もあります。

 

やはり、料理のような得体の知れないものに挑戦しようとしたのが無謀すぎたのか…。人には得手不得手があると言うし…(ぶつぶつ)。

 

あ、食べた感想を書いていませんでしたが、

白身の下の茶色い部分は、ビニール袋のビニールみたいになっていたので、上の部分だけ食べました。

 

塩をかけて食べたので、上の部分は食べられる味でしたよ(目玉焼きは塩をかける派)。

 

1個目は全体に火が通っていて、2個目は半熟なところもありました。

 

 

以上、目玉焼きのような簡単にできそうな料理が作れない動揺が隠せないギャクバリがお送りしました。

目玉焼きに関しては、いつか改めて作る必要がありそうです。

 

次回は、ゆで卵を作ります。

映画『カイジ ファイナルゲーム』を観た感想:全カイジシリーズ要素が散りばめられ、日本の社会問題を真っ向から取り扱っている作品。面白かった

カイジ ファイナルゲーム』を映画館で観て来ました。

 

結論から言うと、面白かったですね。

 

せっかくなので、詳しいネタバレなし感想(短い)と、ネタバレあり感想の両方を書いておきます。

①ネタバレなし感想:今までのカイジシリーズの要素が全体に散りばめられていて、カイジシリーズのオマージュ、もしくは集大成っぽくもあった。『カイジ』らしいシビアな人間観も出ていて良かった

「ファイナルシリーズ」と銘打ってあるだけあって、

漫画のカイジシリーズの名シーンや印象に残る部分を、ふんだんに、それとなく再利用していました。

 

一方で、核となるストーリーは別にあるので、

カイジのあのシーンを使っているなあ」と思いつつ、

核となるストーリーはストーリーで楽しめる仕上がりなんじゃないかなと思います。

 

ただ、割と最初の方から「カイジがこういう言動するかな?」と思う言動がありますが、

最後のテロップを見たら福本先生が2人いる脚本の内の1人で、最初に名前が出ていたので、原作者公認ということで、安心して観てよいのではないでしょうか。

 

原作者が正しいと言っているのに、「いやこれは違う」と言うことほど野暮なことはありませんからね。

 

映画は2時間くらいで話を収めないといけないので、どうしても荒削りに感じる部分もありましたが、

核となるギャンブルの「所詮、人間ってこういうことでしょ?金(かね)が全てなんでしょ?」とせせら笑っている感じが、なかなか『カイジ』らしく秀逸でした。

 

あのギャンブルを映し出した画面を見るだけでも、映画化した価値はあったんじゃないかと私は思います。

 

あまり話しすぎるとネタバレなし感想でネタバレしてしまいそうなので、このくらいにしておきます。

何となくどんな映画かイメージが付きましたでしょうか?

 

それでは、次はネタバレ感想を書くので、ネタバレを見たくない方は、ここでお別れです。

また、映画を観てから、以下の感想はご覧ください。

 

 

(以下、ネタバレ注意)

ネタバレあり感想:日本の社会問題への危機感が作品から強く感じられ、『カイジ』を通して真っ向から考えようとしている。最後に、きちんと結論も出しているので、観て良かったと思える作品。「人間秤」の絵面も秀逸

この『カイジ ファイナルゲーム』、実は、時代設定が現代日本ではなく、

少し先の未来の日本が舞台となっています。

 

少し先の未来と言いつつ、実際は、今の日本の現状をかなり誇張した形で示していると考えても良いと思います。

 

カイジ派遣社員として働いていて、給料の7割はピンハネされ、

1か月の給料が何千円くらいしかないのに、ビールの値段が1000円!

 

「地上が(帝愛の)地下みたいだ」というようなことをカイジが言っていましたが、まさにそういう状況です。

 

この「ビール1000円」の値札を見て、「日本じゃあり得ない」と思うか、

「ひょっとしたら、日本のこの調子だとあり得るんじゃないか?」と思うかで、

映画の世界観にどのくらい入り込めるかが違ってくるかもしれません。

 

私は、どちらかと言うと「あーあり得そう!(笑)」と思ったので、すんなり映画を観ることができました。

 

政府が預金封鎖する話も「絶対ないとは言い切れないかな」と感じましたし、

脚本家自身も実際に日本であり得ることだという危機感を持って描いていたんじゃないかと思います。

 

正社員と派遣社員の問題も、近未来の日本のこととすることで、

上手くフィクション化というのか、客観視させつつ、

「誇張されているだけで、今の日本も似たような問題を抱えているんじゃないの?」と考えさせる作りになっているところが上手いなと感じました。

 

最終的に、カイジと、政府高官(?)の人とが意見を戦わせますが、

カイジの言い分が、この映画の答えと考えていいと思います。

結論を出すことから逃げずに、

映画としての答えを出しているところに私は好感を持ちました。

 

なので、個人的には「観て良かった」と思っています。

 

続いて、『カイジ』の話なので、作中のギャンブルがどうだったかの話に移ります。

 

ギャンブルに関しては、漫画のカイジ程の緻密さやキレは見られませんが、

細かい説明に向かない映画という媒体では仕方のないことかなと思います。

 

それよりも、映画ならではの見栄えのするギャンブルとして、ネタバレなし感想の方でも触れましたが、「人間秤」のコンセプトが秀逸だなと感じました(オチはともかく)。

 

あのギャンブルは、

「人間の価値(重さ)は、FAMILY(家族)、FRIEND(友人)、FAN(味方となる聴衆)から、どのくらい金(カネ)を集めることができるかでしょ?結局のところ」

という『カイジ』らしい、「金が全てという考え方」の体現が見事になされていました。

 

カイジ』作中で敵の利根川も「金は命より重い」と言っていましたが、

その流れを忠実に汲んでいて、「まさにカイジ!」と思いましたね。

 

金を多く集めた人間が乗っている方が重いので、天秤が重い人間の方に傾くという絵面に、強烈な人間風刺と皮肉を感じました。

 

ギャンブルに関しては、他にも、今までの『カイジシリーズ』をオマージュしたようなギャンブルや小ネタが山盛りに出て来ます。

 

ギャンブルとしては鉄骨渡り、限定ジャンケン、人間競馬等、

小ネタとしては「愛よりも剣」の登場人物の名前、大掛かりな機械に細工をするところ、

最終的なオチもオマージュ要素がありましたね。

他にも、まだまだあったかと思います。

探してみるのも楽しいかもしれません。

 

最後に、ギャンブルがどうこうよりも、

「どれだけ事前に相手の出方を読んで、対策できたか」が勝敗を決めるところが、好きな人は結構好きなんじゃないかなと思いました。

 

デスノート的な感じと言いますか。

そういえば、カイジと協力していた女の子も何となくミサっぽかったですし。

いえ、何でもないです。

 

元々、カイジにそういう要素があるので、カイジらしいだけと言えばそうなのですが、

何故かデスノートが見ていてチラつきました。女の子がいたからでしょうか?

 

私自身、相手の手の内の読み合いみたいな雰囲気は好きなので、そういう意味でも『カイジ ファイナルゲーム』は面白かったです。

 

まとめると、社会問題について考えたり、人間について考えたりと、頭を使いたい人には向いている映画かなと思います。

 

逆に、仕事終わりに、何も考えずに気軽に楽しむのにはやや向いていないかもしれません。

 

私は、たまたま上司との仕事が終わって、電車の中で上司のマシンガントークを1時間くらい聴いた後に観てしまったので、観終わった後にちょっと頭痛がしましたからね。

 

休息を十分に取ってから観るのがお勧めです。

 

 

以上になります。

次回は、料理に戻って、今更ながら目玉焼きを作ります。