書きつくし!

激変した生活についてボチボチ書いていきます

断水して何日間も水が使えなくなったときに困ったことと対策

どうも。4連休があっと言う間に過ぎ去ってしまったギャクバリです。


前回、長時間停電で困ったことについて書いたので、

今回は、長期間の断水で水が使えずに困ったことと役立ったことについて書きます。

(1)水が使えないと手も洗えなくなる。大事なのは生活用水の確保

私も、断水するまでは、まさか断水するとは思っていませんでした。

そして、普段そんなに水を飲むタイプでもなかったため、

「まあ、水2リットルもあれば十分か」くらいにしか考えていませんでした。

 

しかし、いざ蛇口から水が出なくなると、一番困るのは生活用水です。

 

無意識に水を使っている場面もあったので、いざ止まってみて気づいたのは、

「手を洗うのにも水がいるんだった!」ということでした。

当たり前なんですけれどね。

 

断水前に、料理しなくても食べられるトマトやキュウリも用意していたのですが、

そのような野菜を洗うための水もなくなるわけです。

 

もっと具体的に挙げると、

「①手洗い・洗顔・歯磨き、②トイレ、③風呂、④洗濯、⑤料理(カップラーメン系を含む)、⑥食器洗い」が、水がないと不可能でした。

 

解決方法は、大きく分けて、次に挙げる2つに分かれると思います。

(2)断水前の準備と、断水してからの水の確保方法

①水が止まる前に、風呂や空の容器に水道水を溜めておく

水を店で買うよりも、断水するまではいくらでも出る水道水を、家の至るところで溜めておくのが一番役立ちます。

 

一番は風呂釜に水を張っておくことです。

この風呂の水があるかないかが明暗を分けます。

 

後は、バケツ、ウォータータンク(水を溜めるタンク。下の画像参照)、ヤカン、空のペットボトル等に、水を溜めておくと、かなり助かります。

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ウォータータンク。DAISOで購入

私の場合、最初は水を用意できていなかったのですが、

一時的に水道水が復活したときに風呂釜やウォータータンク等に水を溜めることができたので、その後は何とか過ごすことができました。

 

ちなみに、ウォータータンクは、台所に置いておいて、食器洗い用の水に使いました。

 

自宅でのトイレは、風呂釜の水があれば、バケツか何かで勢いよく水を流せばよいということになります。

水がなければ、携帯用トイレか、大人用オムツかでしょうか。

②断水していない場所に行く

逆転の発想(?)ですね。

自宅で水が出ないなら、水が出ている場所に行くという手もあります。

 

自分が住んでいる地域は断水していても、

近くの都心部では早くに水が出るようになっていたり、そもそも断水していなかったりします。

 

なので、いっそのこと、「水が出る地区のホテルに泊まる」、「断水していない所のコインランドリーに行く」、「水のある飲食店を利用してトイレを借りる」等、

自分が水の出ているところに出向けば、水問題が解決することもあります。

 

特に、「ホテルに泊まる」のはパッと思いつかなかったりするので、

いざとなったら当日でも、水が使えることを確認してからホテル予約するのも選択肢の一つに入れておくとよいと思います。

 

 

以上になります。「いつまでも あると思うな 水・電気」ということで、

台風が来る等したときは、とにかく生活用水の確保のために、風呂の水等を溜めるべきだなと思いました。

 

次回は、生活様式が変わったことについて、「むしろ今までが無駄に危険に晒していたんだな」と思ったことについて書きます。

ちょっとした所感なので、1000文字にも満たないような文章になるかもしれません。

台風で長時間停電したときに困ったことと対策

どうも。今更、台風のときの話をしようとしているギャクバリです。ですが、また台風が来るかもしれないので、無駄にはならないかと思います。

 

いつの台風とは敢えて言いませんが(地域が限られて来るので。去年かもしれないし、一昨年の台風かもしれません……)、

私は、日が沈んでからの、日をまたいだ長時間の停電を体験したことがあります。

 

長時間の停電は、一時的な停電とは異なり、「こういうことができなくなって困るのか」と感じることがあったので、その気づきと、考えられる対策について書きます。

(1)長時間の停電で、できなくなること

一言で言うと、当たり前ですが「外部から引っ張って来ている電気を使うことができなくなる」ということになります。

 

そのため、「部屋を照らす蛍光灯や、エアコンが使えなくなる」ことはピンと来ると思われるのですが、

意外と「そうか!これも外部からの電気を利用して動いているんだった!」と思うものがちらほらあったので、以下に7つ挙げます。

①洗濯機

洗濯機が使えなくなり洗濯できなくなります。

「洗濯」と言うと、「水」のイメージですが、よくよく考えると洗濯機を回すのに「電気」が必要なんですよね。

意外と盲点でした。

②風呂のお湯

「自宅がオール電化じゃないからお風呂は大丈夫かも?」という甘い考えが一瞬浮かびましたが、

ガスを電気で管理している場合(お湯を出したいときにボタンをピッと押すと、電子的な表示が出て来る場合)、お湯は当然ながら出ませんでした。

 

暑い時期だったので水風呂に挑戦してみましたが、

足はまだいいとしても、心臓にシャワーの水がかかると心臓が止まりそうになるので注意が必要です。

③炊飯器・電子レンジ

炊飯器も電気で動いているので、ご飯が炊飯器で炊けなくなります。

炊飯器には「熱」のイメージもありはしますが、

当然のことながら実際には「電気」が必要になるため、電気がないと使えません。

 

オール電化の家庭の場合は、普段の料理全般が不可能になります(カセットコンロがある場合は別)。

また、電子レンジも使えません。

④パソコンのインターネット(光回線)およびWi-Fi

残念なことに、パソコンのインターネットも使えなくなってしまいました。

電気が通ってくれないと、モデムの電源が入らなくなりますからね。

 

Wi-Fiも使えなくなるわけですが、

携帯電話(スマートフォン)のインターネットは、Wi-Fiでなければ使用することができました(Wi-Fiでないので、ギガが使用した分増えて行きます)。

 

停電のときは、携帯電話がありがたいなと思った次第です。

⑤携帯電話の充電

その有難い携帯電話ですが、電気が通っていないと充電が出来なくなってしまいます。

便利な携帯電話も、充電がなくなってしまえば、ただの塊と化してしまいます。

 

停電中は、はかなく消えて行く充電の残量をじっと見つめていました。

⑥冷蔵庫・冷凍庫

ここも、もしかしたら盲点かもしれません。

冷蔵庫と冷凍庫も冷えなくなってしまう

つまり、冷やしていないと悪くなってしまうものの処理について考える必要があるということです。

 

私の場合は、肉を冷凍していたのですが、全て解凍して、

ガスは使えたので、停電期間の間に全て火を通して食べました。

⑦部屋の明かり・エアコン・扇風機

最後の「部屋の明かり・エアコン」については、真っ先に思い浮かびやすいところなので説明は不要かと思いますが、

案外頭から無意識に抜け落ちがちなのが「エアコンが使えなくなるから扇風機を使おう……って、扇風機も電気がないと使えないんだった!」というところでしょうか。

 

私は、元々扇風機は持っていませんが、エアコンが使えないからといって、夏なら扇風機、冬ならオイルヒーター等が使えるわけではないので、他の寒暖対策を考える必要があります。

(2)長時間の停電に備えて、できる対策

以上、7つの困ったことに対して、以下に、ざっと3つ対策を考えてみます。

①帰宅したらすぐに携帯電話の充電を開始する。懐中電灯を用意しておく

正直、長時間停電中の命綱、生命線は「携帯電話(スマートフォン)」という印象が強かったです。

 

インターネットでの情報収集は勿論のこと、外部からの連絡も携帯電話一つで受けることになります。

 

そのため、台風接近の情報を聞いたら、一にも二にも携帯電話の充電を開始しましょう。

 

あと、電池と共に、懐中電灯もあると、暗くても室内で行動できます。

②台風が来る前に家事や風呂を済ませておく

洗濯、調理、掃除、風呂等を、早く済ませておくということも大事なことだと思います。

 

停電しようが、すべきことが終わっていれば何も問題はありません(ちなみに、私はほとんど何も終わっていませんでした。「停電と言っても一瞬だろう」と、停電するまでは何故か楽観的に過ごしていました)。

 

冷蔵庫と冷凍庫対策としては、冷えていないと悪くなりそうな食材を調理して食べてしまうか、保冷剤を大量に凍らせておくのも良いと思います。

③早く寝る

一番の解決法です。早く寝ましょう。

私も早く寝ました。

 

ここまで色々と書いて来ましたが、「(1日くらいの)停電」だけなら、「そこまで不便というわけでもないなあ」というのが率直な感想でした。

 

「昔ながらの生活も、こんな風だったんだろうな。むしろ、22時とか23時とか、暗くなっても起きている方が不自然なのかもしれない」等ということに思いを馳せるのも悪くないと思います。

 

何日間も停電が続いたら本当に困ると思いますが、1~2日間くらいなら非日常を味わうくらいの心持ちで過ごすのもありかもしれません。

 

 

以上になります。しかしながら、停電がまだ可愛いものだったと思わせてくれるものが「断水」です。

ということで、次回は、水が使えなくなるとどうなるのかということと、その対策について書きます。