第279回午後TOEIC L&R公開テストの簡易の結果発表を確認
2021/10/3に行われた「第279回TOEIC Listening & Reading公開テスト(午後の部)」の簡易結果が、インターネット上にて公開されていました。
自分の点数予想としては、テストを受けた感想のときに、以下のように考えていました。
それで、自分の点数予想なのですが、基本は500点台で、リスニングで外しまくっていたら400点台、逆にリスニングかリーディングのどちらかで思いの外ハネていたら600点台というところじゃないかなと予想しています。
順当に500点台だったのか、400点台や600点台といった番狂わせがあったのかを今回は見て行きます。
(1)第279回TOEICテスト午後の簡易結果
結果です。フォーム(型)は、Part1の最初の問題で、女性2人が本を探している写真でした。
おー615点!
リスニング(聞き取り)が295点(495点満点)、
リーディング(読解)が320点(495点満点)で、
合計点が615点(990点満点)という結果でした。
確かに、L&Rテストになる1つ前のTOEICのテストでは640点を取ったこともありはしました。
ですが、現在のL&Rテストになってから問題が難しくなっているようで、
L&Rテストの公式問題集を最初に解いてみたところ「リスニング258点、リーディング165点の計423点(※換算点の中間点より算出)」という、
目標の700点台~800点台は勿論のこと、以前の600点台も厳しそうな状況でした。
そこから、2021/8/16より勉強を初めて2021/10/3の約1か月半で615点を獲得したので、
「まあまあ頑張ったんじゃないか?」という風に考えたいと思います。
また、点数配分としては、リスニング(聞き取り)とリーディング(読解)では、
リスニング(聞き取り)の方が全体の内容がよく掴めない問題が多く、
リーディング(読解)の方が確信を持って回答した問題が多かったので、
「リーディングの点数(320点)>リスニングの点数(295点)」となっているのは妥当と感じました。
むしろリスニング(聞き取り)の方は、もっと点数が下がっていてもおかしくなかったので、踏み止まってくれていて良かったです。
(2)効果があったこと
曲がりなりにも600点台を取っていたので、「600点を取るのに効果があった」と思うことについても簡単に触れておきます。
①英単語帳『金のフレーズ』
まずは、TOEIC専用の英単語帳、『金のフレーズ』(TEX加藤著)です。
私の場合、「英単語帳はおぼえにくいからなあ」と手を付けるのがかなり遅れてしまいました(残り1か月でようやく開始)。
そのため、「600点レベル」の単語400語と、
「パート1重要語100」の単語100語と、
p.106の「日常単語」の単語32語と、
p.169-171の「部署・職業名」の単語94語しか憶えられませんでした(試験日までに、730点レベル以降の単語は手つかず)。
ですが、これらの英単語を憶えるだけでも、リーディング(読解)の問題が、いつの間にか、あまり苦労せずに読めるようになっていました。
正直、早くに手を付けて「730点レベル」以降の単語も憶えていたら、もっと点数を稼げていたかもしれないなと思います。
『金のフレーズ』の前段階の『銀のフレーズ』等、TOEIC専用の英単語帳は他にもあるようなので、書店で中身を確認して、ご自身に合うものをお探しください。
②Part5と6の文法対策『文法特急』
リーディング(読解)の時間を確保するには、Part5とPart6をそれぞれ10分以内に解くのが望ましいです。
そのために、「空所に入る単語は、名詞なのか形容詞なのか副詞なのか?」といったことは、文法的な根拠を持って瞬時に判断する必要があります。
そこで役立ったのが『文法特急』(花田徹也著)でした。
『文法特急』に関しては、『金のフレーズ』ほど、「間違った問題を再度繰り返す」ことができなかったのですが、
それでも「考え方」さえ掴めれば十分効果はあると思います(完璧に解けるようになればより良いのは言うまでもありません)。
この『文法特急』で、「Part5と6は時間をかけずに解く文法問題なんだ」と目が開けたことで、私自身、リーディング(読解)問題にかかる時間が短くなりました。
文法に関しては、他にも『でる1000問』(黒くて分厚い本)や『1日1分!TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック!』等があるようなので、書店で中身を確認してご自身に合った本をご使用ください。
③全パート総合対策
私の場合、直前(1~2週間前くらい?)から、書店で600点取得を対象にしているような「全パート総合対策」の参考書を一気に3冊取り組みました。
参考書に書かれている「問題の解き方」に目を通し、実際の問題を解いた後に正解を確認するだけで、再度解き直すことは一切していません。
その3冊の中で、一番「あけすけに」解き方を書いていて、私も「そういうことか!」と気づいたのが『はじめてのTOEIC L&R TEST 全パート総合対策』(塚田幸光著)でした。
もし、上記の参考書を難しく感じるなら、『ゼロからのTOEIC L&R TEST 600点全パート講義』(和久健司著)が良く、
もし『はじめての~』を簡単に感じるなら『はじめて受けるTOEIC L&R TEST 全パート完全攻略』(小石裕子著)、
もしくは、私が今解いていて「詳しいな」と感じる『TOEIC L&R TEST 直前の技術』(ロバート・ヒルキ+相澤俊幸+ヒロ前田共著)は、
試験前に目を通しておくと、新たな発見があるかもしれません(『直前の技術』は、TOEICのテスト日までには間に合わずに手つかずでした)。
また、『金のフレーズ』で憶えた単語も、これらの参考書(または後述の『公式問題集』)で問題を解くことで「こういう場面で使われるのか」と、単語と問題を結びつけることができます。
最悪、購入しなくてもよいので、書店にて「パート別の解き方」の部分だけ立ち読みしてみてください。
そこで、購入の必要性を感じたら、必要に応じて購入してみてください(私のように4冊全てを買う必要はないかと思われます)。
④実践問題に触れる『公式問題集』
最後は、言わずと知れた『公式問題集』です。
つい最近、最新の「8巻」が発売されましたね。
私は本番までに、一番古いノーマル(番号の付いていない)『公式問題集』と「7巻」を1回ずつ解き、
しかも採点しただけで碌に解説を読み込めていない状態でした。
理由がありまして、解くたびに頭痛がするので、2021/9/11前後を最後に一切手を付けていません(は?)。
よく「公式問題集をやり込め」と言われますが、このくらいの体たらくでも615点は取れます。
ですが、本番の時間配分を体感できたこと、本番の問題形式に触れられたという意味で、『公式問題集』を解いておくことは必要と思います。
実際に、本番のTOEICの試験を受けてみて「公式問題集の問題にそっくりだな」と感じたので、
『公式問題集』の問題をもっとしっかり解いていれば、より高得点を目指せるであろうことは疑う余地はありません。
(3)次回に向けて
結局のところ、「600点台を目指すような教材に取り組んだことで、600点台を獲得した」という、そのままの結果が出たということなのかもしれません。
ここから、700点台~800点台を目指したいと考えているので、
今後は、700点台レベル以降の単語を憶えたり、リスニング対策をしたり、公式問題集にしっかり取り組んだりする予定です。
年内は、今(大量に)ある参考書や問題集に取り組んで、
年が明けてから『でる1000問』や『精選模試』といった難しい問題に取り組むのもいいかもしれないと計画しています。
ただ、残念ながら2021/11/28(日)の試験を受験しようと思っていたのですが、
ちょうどその日に実家から召集がかかったので申し込みができませんでした。
確かに、年末年始にまた移動が難しくなる可能性もあるので、
私としても帰省できるならしておきたいという気持ちもあり、ちょうど良いといえばちょうど良かったです。
その分、2021/12/19(日)に向けて頑張ります。次は700点台を目指します。
(2021/12/20追記)
詳細結果(アビメ)を分析しました。