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なぜ最初にTOEICの英語リスニングが聞き取れなかったのか原因を今考える

早いもので、2021/8/16からTOEICという英語の試験の勉強を始めて、そろそろ2か月を迎えようとしています。

それで、ふと「最初にTOEICの公式問題集でリスニング(聞き取り)音声を聞いたときに、全く聞き取れなかった原因は何だったのだろう?」ということを振り返ってみたくなりました。

 

当時は、英語で何を言っているのかサッパリ分からなかった原因を、

①4か国話者それぞれの訛り(アクセント)に慣れていない>>

②英語の特殊な話し方(続けて言うので音が変化する。“アイニードユー”が“アイニージュー”になる等)の混乱&話すスピードが速すぎる>>>

③分からない単語がある」

だと思っていました。

 

ですが、今思えば、圧倒的に「①分からない単語がある>>>>>>

②あり得る場面や話の展開が予測できていない>>>>>>

③英語の特殊な話し方での混乱&話すスピードについて行けない>>>>>

④4か国話者それぞれの訛り(アクセント)が分かっていない」

の順だったのだろうなと思うので、今回はその話をします。

(1)分からない英単語がある

TOEIC頻出の英単語の意味が分かっていない

TOEICのリスニング(聞き取り)で何を言っているのかチンプンカンプンになる一番の原因は、シンプルに「分からない英単語がある」だと私は思います。

 

私も当初は「高校生までみっちり英語を勉強していたのだから分からない英単語なんかそうそうあるはずない」と思い込もうとしていたのですが、

高校生までで習っていた英単語というのは、膨大な数ある英単語のごく一部でしかないようです。

 

例えば、TOEICパート1で頻出の、

「curb(縁石※歩道と車道の間にある石の段差のことらしいです。日本語でもTOEICで初めて見ました)」「pier(桟橋)」「wheelbarrow(手押し車)」「ladder(はしご)」「fountain(噴水)」のような名詞、

「mow(~を刈る)」「arrange(~を並べる、そろえる)」「be piled(積んである)・be stacked((きれいに)~を積み重ねる)」「examine(~を調べる)」のような動詞を、

意味を取り違えることなく、パッと思い出せる状態でないと、何を言っているのか分からなくなってしまいます。

②その英単語がどのような会話や文章で使われるか分かっていない

加えて、頻出の単語が、問題の中でどのような形で出題されるのかが分かっていないのも混乱の元です。

英単語帳で「意味を押さえた!」と思っていても、会話や文章の中でどのような形で出て来るかを押さえていないと、意味がすぐに汲み取れないことがあります。

 

例えば、先程の「examine(~を調べる)」は、「メニューや商品を見ている写真が問題として載っているときに使われる」と分かっていれば、英単語と状況をすぐに結びつけることができるといったようなことです。

 

英単語帳に載っている日本語訳で自分が受けた印象と、実際に問題で出て来るときの意味がズレていることがあるので、

問題を解いて、英単語とその英単語が使われる場面の擦り合わせを行うことが大事だと思いました。

③英単語の言い換え表現が分からない

また、これはリスニング(聞き取り)に限らず、リーディング(読解)でも同様ですが、

英単語の言い換え表現もセットで憶えておかないと得点に繋がらないことが多いです。

いくら「car(車)の意味は知っている!」と言っても、言い換え表現の「vehicle(乗り物)」と言われてピンと来なければ、正解の選択肢を選ぶことができません。

「boss ≒ manager ≒ supervisor ≒ superior(上司)」のような言い換えも同様です。

 

このように、

①英単語の(TOEICで使われる場合の)意味が分かる

②実際の問題の文章中で、英単語が使われたときのイメージが分かる

③英単語の言い替えが英単語で分かる

これら3つのような「広い意味で英単語の意味が分かる」ことが、リスニングで英語を聞き取り正答に結び付ける際に一番重要だと感じました。

単語を押さえることで、全く聞き取れない状況から、おぼろげながら聞き取れるようになって来ました。

(2)あり得る場面や話の展開が予測できていない

私も最初は「英語の意味さえ分かれば、何を話しているのか掴めるはずだ」と思っていたのですが、

TOEICのリスニングで流れて来るのは当然のことながら音声だけなので、言ってみれば目隠しをされて、どこかの場所に放り込まれたような状況です。

 

仮に日本語だったとしても専門的な話をしている職場に目隠しをして放り込まれたら、しばらくは「何の話をしているんだ?」とよく分からないこともあり得ると思います。

日常生活で用いていない英語なら尚更のことです。

 

そのため、TOEICではどういう会話がなされるのか(パート2・パート3)、どういうことが話されるのか(パート4)ということを一通り押さえておくだけでも、理解のしやすさがかなり変わって来ます。

 

また、先に設問に目を通しておくことで、どういう会話が繰り広げられるのかが掴めます。

それに、話の展開のパターンを押さえておくことで、

「話の最初の方で話し手の職業や、会話している場所が分かることが多い」、

最後の方でPlease(プリーズ)~.や、Could you~.が出て来たら、その後に聞き手にお願いしたいことを言う(※折り返し電話してくれ等)」

といったことが分かります。

 

逆に、このような頻出の場面や展開が分からないと、どこに注目して聞けば良いかが掴めず、苦戦を強いられるように思います。

(3)英語の特殊な話し方や発音が分からない

私は当初、「それぞれの国ごとの今までに聞いたことのないような発音(can'tの発音が、キャントではなくカントになる等)のために、何を言っているのか分からないのかな」と思っていました。

 

ですが、それ以上に「(どの国の英語の発音だったとしても)英語全体の発音の法則が分かっていない」ということの割合の方が大きいなと気づきました。

 

例えば、「ベッ」が「ベッ」になっていて「(発音しているけど)聞こえない」ということだったり、

「ボム」が「ボム」のように「Tが叩き音として日本語のラ行のようになる(これはアメリカ英語の特徴)」ということだったり、

「センー」が「セナー」のように「Tの前にNがあるとTが消える(これもアメリカ英語の特徴)」というようなことです。

 

上記のようなことも、詳しくはこの方(だいじろーさん)の動画で知りました。

www.youtube.com

他にも、日本語にはない母音(「あいうえお」の音)が英語には沢山あるので、知らないと聞き取りにくいということもあります。

英語の発音に関しては、上の動画と同じシリーズの「脱・日本語訛り英語講座」にあるので、

時間があれば視聴してみると、かなり英語の発音に関しての気づきがあるのではないかと思います(大阪大学の神山先生著『脱・日本語訛り』を許可をもらって教材として使用しているとのことです)。

ついでに、発音記号についても分かります。

脱・日本語訛り英語講座 - YouTube

 

よく「音読するといい」とか、「シャドーウィング(後を付けて読む)がいい」と言われるのは、このような英語の発音の仕組みを習得するためなのだと思いますが、

先に知識として知っておくことで分かりやすくなるということもあるのではないでしょうか。

(4)四か国の英語それぞれの発音が違う

TOEICでは、「アメリカ英語・カナダ英語・イギリス英語・オーストラリア英語」の4つの英語が登場します。

 

このうち、「アメリカ英語とカナダ英語」が似ていて、「イギリス英語とオーストラリア英語」の発音が似ています(違いも勿論あります)。

 

アメリカ英語」と「イギリス英語」の違いがよく出ているのが「water(水)」という単語のようです。

 

アメリカ英語だと「ウァーラァー」のように、「a」が「ア」の発音に近くなり、「t」がラ行のような発音に変わり、最後の「r」を発音します。

一方のイギリス英語では「ウォートゥァ」のように、「a」が「オ」の発音に近くなり、「t」はそのまま発音し、最後の「r」を発音しません。

この発音の特徴が、他の単語の場合でも同様に当てはまるようです。

 

私も最初は、「日本の英語教育ではアメリカ英語で教わっているというだけあって、アメリカ英語の方がそれらしくて聞き取りやすいな」と思っていたのですが、

イギリス英語の特徴を知ると「waterのaの発音がオーなら日本語の発音と同じで、むしろ聞き取りやすいかもしれない」と思うようになりました。

トマトも、アメリカ英語だと「トメイロゥ」ですが、イギリス英語だと「トマートー」で、こちらもイギリス英語の方が日本語の発音と似ていますよね。

 

これもまた、だいじろーさんの動画になりますが、1分でコンパクトにアメリカ英語とイギリス英語の単語の発音の違いをまとめてあって面白く学べます。

(ご本人もおっしゃっていましたが、1人の発音で判断するのではなく、何人ものネイティブの発音を聞き比べると確実です)。

www.youtube.com

各国の英語の発音の違いは、だいじろーさんに限らず、各国のyoutubeチャンネルを視聴すると分かりやすいように思います。

勿論、書籍もあるので、そちらを参考にするのもありです。

また、TOEICの『公式問題集』の話者が、本番でも話す方々なので、『公式問題集』のCDで慣れておくのも大切ですね。

(5)どの参考書に載っているか

以上、リスニングで聞き取るのに重要と思う4つのことについて述べて来ましたが、最初にも話した通り、

特に大事なのは「①(広い意味での)英単語の意味」と「TOEICに出て来る場面と展開の知識」だと私は現時点では思っています。

 

「じゃあ、その2つはどうやったら勉強できるのか?」という話なのですが、私が解いた参考書の中でも、

1.TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(※英単語帳)

「①英単語の意味を押さえる」のに役立ちます。

リスニングパート1対策としては、p.91からの「パート1重要語100」が、他の参考書と比べて一番多くのパート1用の単語が載っています。

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2.ゼロからのTOEIC L&R TEST 600点全パート講義

「①英単語の意味を押さえる」「②TOEICに出て来る場面と展開の知識(解き方)」の両方で使えます。

表紙に初心者マークが付いているように、基礎的なところから押さえている印象です。

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3.はじめてのTOEIC L&R TEST 全パート総合対策

こちらも、「①英単語の意味を押さえる」「②TOEICに出て来る場面と展開の知識(解き方)」の両方で使えます。

特にパート別に出て来る単語をまとめているのと、リスニングでどこに注目して聞けばよいのかについてハッキリ書いてあるのが分かりやすかったです。

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4.はじめて受けるTOEIC L&R TEST 全パート完全攻略

同じく、「①英単語の意味を押さえる」「②TOEICに出て来る場面と展開の知識(解き方)」の両方で使えます。

2.と3.の参考書のように「どの単語に注目して聞くと良い(Please~.やI'll~.等)」ということは書いていませんが、

リスニング会話(話)の前半・中盤・後半で注目すべき点については書いています。

それぞれのパート別によく出る単語をまとめているだけでなく、さらに600点レベルと730点レベルで単語を分けてくれているのも特徴です。

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5.世界一わかりやすいTOEICテストの授業 [Part 1-4 リスニング]

こちらは、「①英単語の意味を押さえる」「③英語の発音を押さえる」のに使えます。

分野別に出て来る英単語が載せてあり、実際にどう発音されているように聞こえるかも細かく書いているのが特徴です。

パート1と2の解き方は詳しいですが、パート3と4の解き方は、上記の2.3.4.の方が詳しいように感じました。

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リスニングに関して、この5冊は頼りになりました。

全部買う必要はありませんが、用途に応じて組み合わせて使うと役立つはずです。

 

私もまだまだリスニングで聞き取れるようになったわけではないのですが、

今はまだ『金のフレーズ』も600点レベルの単語とプラスαの単語までしか確実(※ほぼ)に憶えていないので、

ここから990点レベルの単語まで憶えて聞き取れるようになりたいと思います。

後は、問題を解くのみですね。

 

(2021/11/4追記)

届いた詳細結果を元に、さらに聞き取れなかった原因を考えてみました。

minimalist-gyakubari.hatenablog.com