はじめての確定申告②(終)―申告終了。まさかの40万円以上返還
初めての確定申告でしたが、ようやく終わりました。
前回は、国民年金と国民健康保険を支払った証明となるものを持参していなかったので手続きせずに税務署から引き返しましたが、
今回は、必要書類を全て持参し、無事終了させることができました。
どういう流れで進み、どういう結果になったかについて、今回は話します。
(1)税務署で入力してもらい確認を一緒に行う
ちょうど人が少ない時間帯に税務署に訪れることができたようで、整理券を発行してもらった後、すぐに通されました。
私が現在住んでいるところが人口が少ない地域だからなのか、単純に親切な税務署だからなのかは分かりませんが、
「確定申告が初めてで源泉徴収票があるなら税務署で手続きしますよ」と言っていただけており、
その言葉通り、本当に職員の方が全てパソコン入力をしてくださいました。
私がしたのは、パスワードの設定と、入力間違いがないかの最終確認だけです。
(※マイナンバーカードを使って申告するのではなく、ID・パスワードを使って申告したのだと思います。
ですが、どちらにせよマイナンバーの入力は必要なので、税務署で手続きする場合は、マイナンバーが分かるものも持参しましょう)。
ただ、最終確認画面を職員の方と一緒に見ることができたので、
何をどこに入力すればいいのかは何となく分かりました。
確認したのは、それぞれの「給与所得の源泉徴収票」の項目からは、
①「給与(または謝礼金)の支払金額」
②「源泉徴収税額」
③「(給料から引かれている)社会保険料等の金額」
の3項目。
加えて、私の場合は、「国民年金」と「国民健康保険」の支払金額を入力すれば完了ということのようでした。
今回の入力画面の印刷もしていただけたので、来年は自分で入力して提出します。
再来年からは確定申告しなくて済むようになっていると嬉しいですね。
(2)40万円以上返って来る!?
そして、肝心の(?)確定申告の結果ですが、
元々、「高い方の税金で引かれているから、確定申告したら相当戻ってくる」とは言われており、
「それなら、20万円くらい戻って来たら嬉しいけれど、10万戻って来れば良いほうかな」とは思っていました。
ですが、結果として20万円どころではなく、
「還付金」としてデカデカと40万円以上が画面に表示されていたので驚きました。
こんなに!?と期待以上でした。
まあ、引っ越しにかかる費用と、賃貸を借りる初期費用を合わせると、ちょうど同じくらいの金額になるので、ほぼ帳消しにはなるのですが、
貯金が目減りした分が戻ってくることになるので良かったです。
(※還付金がある場合は、振込先が必要なので、通帳も持参しておきましょう。ゆうちょ銀行でも大丈夫です)。
(3)複数個所から給料を貰っているなら確定申告した方がいい
そもそも複数個所から給料を貰っているなら確定申告は必須なのですが、
必要だからというだけでなく、お金が多く返って来る場合もあるので、積極的に確定申告した方がいいなと思いました。
給料から高く差し引かれているのに、本来は戻ってくる分のお金が戻って来ないというのも可笑しな話ですからね。
ただ、私も詳しくは全く知らないのですが、
副業禁止の会社で副業していて確定申告をすると、会社に副業していることが分かることもあるらしいので注意が必要かもしれません。