読んだ本を管理記録する方法:ブクログと読書メーター
どうも。感想を書いておかないと、読んだ本の内容を忘れがちなギャクバリです。
今回は、本を読んだ後に、どの本を読んだのかを管理し、どんな内容で、どう思ったのかを記録できるインターネット上のサービスを2つ紹介します。
どちらのサービスも、本を読んでいき、読んだ本を振り返るのに役立つはずです。
- (1)ブクログ:ブログのように、本のレビューに文字数制限がなく、1ページ(単独タブ)で完結できるのが魅力
- (2)読書メーター:読んだ本を数値として管理でき、レビューが人目に付きやすく、反応(ナイス)を貰いやすいのが魅力
- (3)読んだ本を管理するために、それぞれのサービスに良さがある。迷うときはどちらも使ってみて、自分に合う方を選んでもよいと思う
(1)ブクログ:ブログのように、本のレビューに文字数制限がなく、1ページ(単独タブ)で完結できるのが魅力
まず、ブクログから見て行きます。
読書メーターと比べて、「ブクログ(booklog)」の名前の通り、ブクログの方がブログに近い印象を受けます。
一番ブログに近いと感じるのは、書くレビューに文字数制限がないことです。
いくらでも、レビューを書くことができます。
私も、確認したところ、数年前に8か月間くらいお世話になっていました。
「完全なるレビューを書かなければいけない」病を私が患っていなければ、ずっと使えていた便利なサービスだったと思います。
下の画像のように、読んだ本の表紙を登録していくことができるサービスです。
8か月の間に読んだ(再読含む)、小説カテゴリ(自分でカテゴリを設定)の本を表示させています。
上の画像のように、本棚形式で、読んだ本を登録していくことができます。
ブクログ内で、本のタイトルで検索した後、登録ボタンを押すだけで簡単に登録できます。
しかも、Amazonリンクと繋がっているので、他の人の本棚やレビューを見て、
気になる本があれば、本の表紙をクリックして、本を購入することも可能です。
本を登録する際に、レビューを書かなくても登録できますが、
レビューを書けば、後から読み返して「そういえば、こういう本だったな」と思い出すことができるので便利です。
ただ、私のように、レビューを完璧に書こうとすると行き詰まってしまう可能性があるので、
「レビューを書きにくい本は書かない」とか、「一行レビューでもいい」等と、続けやすいように基準を緩めておくと良いのではないかと思います。
むしろ、敢えて「星5評価だけ自分で付けて、レビューは基本的には書かない」と決めておくのも手かもしれません。
また、パソコンで閲覧した場合、読書メーターと比較していいなと思ったのは、
本棚の本の表紙をクリックすれば、レビューをそのページ内で見られることです(他人の本棚の場合は、レビューが長い場合、続きを見るためには別タブで開く必要あり)。
※確認したところ、スマホ版でもパソコン版と似たような感じで本棚のレビューを閲覧できました。
読書メーターだと、別タブを開かないと本棚のページではレビューを見ることができないので、
タブを跨ぎたくない私としては、ブクログの方が好みのように感じます。
(2)読書メーター:読んだ本を数値として管理でき、レビューが人目に付きやすく、反応(ナイス)を貰いやすいのが魅力
読者メーターに関しては、「メーター」の名の通り、「読んだ本に関する量を計る」ことができるのが一番の特徴だと思います。
私は、本当は読書メーターを使っていなかったのですが、存在は知っていたので、今回ブログに書くにあたって、昨日登録してみました。
ブクログに登録していないけれども、
このブログで取り上げたことのある2冊の本を試しに登録したのが下の画像です。
ブクログと比べて面白いなと思ったのが、読んだページ数まで数値として見られることです。
ブクログも月ごとに読んだ冊数はグラフで確認できるのですが、読んだページ数までは出て来ません。
また、読んだ本の著者グラフが出て来るのも、読書メーターならではのデータだなと思いました。
そして、ブクログとの大きな違いは、レビューに文字数制限があることです。
255文字以内にレビューを書く必要があるため、ツイッターのような印象を受けました。
ですが、「読書メーターがレビューを大切にしているんだろうな」と思ったのは、
レビューを書いた人が、同じ本の、他のレビューをすぐに見ることができる「共読」や、新着レビューを見ることができる「みんなの感想」といった機能があり、
かなり自分の書いたレビューが人目に触れやすくなっているということです。
そのためだと思いますが、100字以上くらいのレビューを10分くらいで、ちょちょっと書いただけで、
1日の間に、1冊のレビューは3ナイス、もう1冊は5ナイスも付いていて、この反応はブクログではまずなかったなと感じました(しばらく時間が経ってから、「いいね!」が付いたり付かなかったりする程度)。
と言いますか、はてなブログでも、読者でない方からの反応がこんなに来ることはまずないので、ちょっと驚きでした。
ブログだと、2~3時間はかけて、1000~2000文字以上、ざらに書いているのですが、考えたら負けかもしれません。
レビューをたったこれだけしか書いてないのに、凄く精力的にレビューを読んでらっしゃる方達がいるのを肌身に実感しました。
ただ、本の登録者数が多い本だったというのは大きいと思います。
登録したい本を検索したときに出て来るのは何故か登録者数が少ない表紙のものばかりなので、
一旦Kindle版をクリックしておいて、左側に出て来る関連書籍の中から、
大元の登録者数が多い本を選んで登録すればレビューが目に付きやすくなるのではないでしょうか。
しかしながら、レビューにこだわり始めて本の登録が滞ってしまうと本末転倒なので、
レビューの評価は気にせず、レビューは書かなくてもいいくらいの気持ちで利用するのが一番と思いました。
あと、読書メーターは、本棚を複数個作ることができるので、そこも面白いところですね。
(3)読んだ本を管理するために、それぞれのサービスに良さがある。迷うときはどちらも使ってみて、自分に合う方を選んでもよいと思う
まとめると、ブクログは、レビューに文字制限がなく、別タブを開かずに本棚からレビューを確認できるのが魅力、
読書メーターは、読んだ本を色々な角度から数値化し、レビューに文字数制限があるので長く書かずに済み、自分の書いたレビューが人目に触れやすく、他の人が書いたレビューもすぐに確認しやすいのが魅力です。
どちらのサービスも、本棚形式で読んだ本を確認でき、自分と他人の本棚やレビューを見ることができ、読んだ冊数を記録できるのは同じです。
後は、ちょっとした使い勝手や好みの問題なので、
自分が読んだ本を管理、記録していきたい方は、ブクログか読書メーターを使うと、
読書をより楽しめたり、新しい本との出会いがあると思います。
両方使ってみて、自分に合った方に絞ってもよいかもしれません。
以上になります。これを機に、自分の中でレビューを書くハードルを下げて、両方のサービスを使おうかなとも考えています。
次回は、実物の本をどう管理するかという深刻な問題を、遊び感覚で考えてみます。