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第279回午後TOEIC L&R公開テストの詳細結果ABILITIES MEASURED(アビメ)が届いたので見方を踏まえて詳しく解析

先月受験した「第279回TOEIC L&R公開テスト(午後)」の詳細結果が届きました。

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点数自体は、以前にもお伝えした通り、615点(リスニング295点、リーディング320点)です。

 

パーセンタイル(Percentile rank)を見たところでは、リスニング(聞き取り)が23ということは、

パーセンタイルの意味がTOEICでもそのまま用いられているなら、

簡単に言うと「100人中、下から数えて23人目の位置にいる」ということですね。

下から数えた方が早いということになります。

 

リーディング(読解)のパーセンタイルは57なので、

簡単に表すと「100人中、下から数えて57人目の位置にいる」ということになります。

中間くらいということですね。

 

ここまでは「そっかあ」くらいの感想ですが、

詳細結果のABILITIES MEASURED(アビメ)を見ると、自分の解き方の特徴や課題が見えて来たので、今回はその話をします。

(1)リスニング(聞き取り)の詳細結果

私のリスニング(聞き取り)の詳細結果(アビメ)は次のようになっていました。

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スキャンせずに直接撮っているので見にくくて申し訳ありませんが、

上の項目から順にL1、L2、L3、L4、L5とすると、こうなります。

誤答数は、TEX加藤先生のブログを参照しています(私は午後のフォーム2です)。

①L1:53%正解(平均54%)↓ 7問誤答(15問中)

②L2:61%正解(平均61%)→ 7問誤答(18問中)

③L3:88%正解(平均84%)↑ 2問誤答(16問中)

④L4:53%正解(平均68%)↓ 24問誤答(51問中)

⑤L5:53%正解(平均53%)→ 7問誤答(15問中)

この5項目が実際に何と対応しているのかを解説されているのが、

TOEIC満点講師のヒロ前田先生が、同じくTOEIC満点講師の森田鉄也先生のチャンネルに来ていたときの動画です。

前田先生は、どの問題がどのパートに対応しているかを突き止めるために、狙った問題のみ正解して確かめたそうです。

ここからは、下の動画を参照して確認していきます。

www.youtube.com

この動画によると、

①L1:part1,2(=想像が必要な問題

※part1の例:「会話をしている」ように見える写真

※part2の例:会話で遠回しに答える「メールを確認させて」

②L2:part3,4(=概要を問う問題。想像が必要

※part3の例:「話し手たちはどこにいる?」という問題

③L3:part1,2(=直球の問題

※part1の例:「掃除機を持っている」写真。モノだけの写真もここになりがち

※part2の例:「何時?」→「5時」。「誰?」→「人の名前」

④L4:part3,4(=細かい情報を問う問題。ヒントは具体的な情報

⑤L5:part2,3,4(=状況に依存した遠回しな答え

※part2の例:「今何時?」→「大丈夫、間に合うよ」

つまり、私の場合、直球で聞かれているL3の問題のみ正解率が高く(88%)

後は軒並み低いということになります。

 

これが何を意味するのかということなのですが、

前述の前田先生が出演されているこちらの動画によると、このパターンの人は、

英語の勉強プラスいわゆる試験対策、パート2の試験対策をしっかりやった。

そして、「点数を伸ばすという狙いは、ある意味成功している」と言えるのだそうです。

 

ですが、

本当に功を奏しているならL1(=想像が必要な問題)も当然(得点が)伸びないといけない。

けれども、その割には、L1とL5が低い。

L1とL5に求められるのは「本当の英語力」、相手の言ったことをきちっと理解して、状況やコミュニケーションが分かっていれば答えられる問題。

ということなのだそうです。

 

「本当の英語力が身についていない」というのは本当にその通りだなと感じます。

私は、かなりテスト対策(=短い会話の文頭のWhere「どこ」やWhen「いつ」等を正確に聞き取って、対応する応答も憶える)に特化して勉強してきたので、

その結果がそのまま表れたということのようです。

 

また、前田先生が解説していらっしゃるのを聴いて、自分でも改めて気づいたのですが、

私の場合、長い会話や文章の聞き取りになると、単語の部分部分しか聞き取れていなくて、

実際に私が意識して聞き取ろうとしていたのも「文章の全体」というよりも「目立つ単語だけ」でした。

 

ただ、その長い聞き取りが必要なパート3と4の問題が振り分けられている「L2」と「L4」を比較したときに、

L2(=概要を問う問題。想像が必要)が「61%正解」で微妙に高く、

L4(=詳細を問う問題。具体的な情報が「53%正解」で平均と比べても圧倒的に低いのは、

これも思い当たる節があります。

 

というのも、概要(=場所や話し手の職業について)は、話の最初の方で判明する上に分かりやすいことが多いので(「book(本)をreturn(返しに)来た」…?図書館か…等)、ここだけ集中して聴いて最初の問題に回答します。

次に、真ん中の詳細についての問題は、よく分からないので断片的に聞き取った単語と同じ選択肢を回答します。

そして最後の問題は、もし「メールを返信してね。webサイトを見てね」といった何を依頼しているのかといった分かりやすい問題ならかなり聞き取りやすいので(チェック・ザ・ウェブサイトは嫌でも聞こえて来る)、回答して終了という手はずでした。

 

なので、確かに「概要(=場所や話し手の職業)」しか聞き取っていなかったので、かなり納得の結果でした。

詳細結果を見ると、こんなことまで明らかになるんですね。

(2)リーディング(読解)の詳細結果

続いて、私のリーディング(読解)の詳細結果(アビメ)です。

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書き出すと、結果はこうなります。

誤答数は、TEX加藤先生のブログを参照しています(私は午後のフォーム2でした)。

①R1:76%正解(平均62%)↑ 5問誤答(21問中)

②R2:64%正解(平均61%)↑ 8問誤答(22問中)

③R3:60%正解(平均58%)↑ 14問誤答(35問中)

④R4:63%正解(平均65%)↓ 9問誤答(24問中)

⑤R5:75%正解(平均71%)↑ 5問誤答(20問中)

それぞれの項目がどのパートのことを指しているのかは、同じく前々述のヒロ前田先生の解説から引用します。

上の項目から順に、R1、R2、R3、R4、R5となっています。

①R1:part7(=文章の概要を問う問題。抽象化できる力

※例:「何に関する文章ですか?」「書かれた目的は何ですか?」

※part7の文挿入位置問題はR1,R3のどちらにも反映される

※part7のチャット・テキストメッセージの書き手の意図問題もR1,R3同時

②R2:part7(=細かい情報を探す問題

※例:「会議はいつ開かれた?」根拠は1箇所のみ

③R3:Part6,7(=複数の情報を関連付ける

※part5の例:空所のある文だけ見ても解けない語彙/文法問題はここにも入る

※part6の例:文挿入問題(4問)

※part7の例:NOT問題(当てはまらない選択肢を選ぶ問題)・文挿入位置問題・複数の文章に散らばった情報を照らし合わせる問題

④R4:Part5,6,7(=語の意味で解く問題

※part7の例:同義語言い換え(2問)

⑤R5:Part5,6(=品詞・態・時制・関係詞・比較・代名詞

私の場合、R1「文章の概要を問う問題」76%正解)と、R5の「文脈に依存しない純粋な文法問題」(75%正解)が、他と比較すると高かったということになります(伸び代は大いにあります)。

 

これも、詳細結果や動画を見て「あ、確かに!」と気づいたことなのですが、

私は大抵問題を解くときは「時間がない」と焦っているので、問題文にざっと目を通して「大体こういう内容か」ということを把握しています。

概要(R1)を把握するのは、まあまあ成功することが多いです。

 

その後、具体的な詳細を聞く問題(R2)については「どこに書いているか見つからない~」となって、見つかることもあれば、見つからないときは「多分こういうことだろう」と推測で答えています。

そして、問題集の解答を見て「あ、こんなところに根拠となる文章があったのか」となることが多いです。

 

恐らく、私のこの傾向に関しては、英語の力や学習が云々というより、

日本語に関して、本屋で本を買うときに中身をざっと確認して内容を把握してから買うので、この積み重ねで培われたものなのではないかという気がします。

(3)今後の課題

まとめると、リスニング(聞き取り)は、試験対策が可能な部分のみ得点できて、

本当には英語を聞き取って理解できていないので真の英語力が身についていないという何とも耳の痛い結果となりました。

 

そして、リーディング(読解)は特に、具体的に詳細を尋ねる個別の問題で、回答根拠を見つけられずに外しているということのようです。

 

そのため、リスニングに関しては、前田先生もおっしゃっていましたが、

「英語を聴いて、選択肢がなくても何を言っているのか理解できるようになる」ことが今後の課題なのだろうと思います。

 

また、part3と4の英語長文は勉強するときも避けがちだったので、

今後は長文の英語も聴いて、途切れ途切れの英単語で理解するのではなく、文全体として理解できるように取り組んでいきたいです。

 

そのためには、シャドーウィング(=読まれた英文の後を付けて読む)もディクテーション(=聞き取った英文を書く)も散々したくないとか何とか言っていましたが必要でしょうね。

そういうわけで、文全体を聞き取れるようになるためにシャドーウィングはモゴモゴ言いながら取り組んでいます(完全な手のひら返し。朝令暮改)。

 

また、リーディング(読解)に関しては、設問で問われていることがピンポイントでどこに書かれているのかを見つけられるように意識して取り組んでいく予定です。

 

次の試験が2021/12/19(日)の午後の部で、明日から申し込みが開始されるので、

申し込みを忘れないようにしつつ、約1か月間また色々と試行錯誤したいと思います。