はじめての確定申告①―国民年金&国民健康保険の支払証明書を持参しておらず退却
今年は無駄に5か所から給料や謝礼金が私に支払われていたため、
初となる確定申告のために税務署に行ってきました。
(複数個所から給料を貰っている場合、確定申告が必要)。
忘れずに源泉徴収票(=1月末から2月初めくらいに自宅に郵送される)は5枚持って行っていたのですが、
控除(=一定金額を差し引くこと。簡単に言うと、税金として引かれる金額が少なくなる)の対象となる、
「国民年金」や「国民健康保険」を支払った証明となるものを持参していなかったので引き返して来ました。
そのため、まだ確定申告は終わっていないのですが、
今回は、現時点での確定申告の進捗状況について話します。
(1)源泉徴収票があれば税務署で手続きをしてもらえる
私のように複数個所から給料が支払われている場合、手続きは税務署の管轄となるようです。
始めは、
「流石に書類を書くのは自分でしないとだよなあ。
でも、とりあえず税務署で青色の紙?をもらって来ようか」
という軽い気持ちで税務署に足を運びました。
税務署に着いてから、念のため受付の方に、
「確定申告をしたいのですが、複数個所から給料をもらっている場合は、青色の紙(青色申告)でよいですか?」
と聞いたところ、担当の職員の方を呼んでくれました。
その職員の方から一言。
「自分で帳簿を付けていなくて(単純に給料をもらっていて)、源泉徴収票があるなら、すぐ終わるので、
税務署に源泉徴収票を持って来たら、こちら(税務署)で全て手続きしますよ」
とのこと。
ええっ!手続きをしてもらえるんですか!?
職員の方の話では、「自分でする方法もあるものの、初めてなら任せた方がいいかもしれない」ということだったので、
お言葉に甘えて、後日、源泉徴収票を持参したときに手続きしてもらうことにしました。
ただ、私が現在住んでいる地域では「単純に複数個所から給料を貰っている場合は、税務署で手続きしてもらえる」とのことでしたが、
どの地域でも同じかどうかは不明なため、ご確認いただけると幸いです。
(2)控除(支出)証明書を持参していない凡ミス
そして、後日、税務署に足を運びました。
整理券をもらい、時間になってから手続きを開始します。
源泉徴収票を確認するところまでは順調でしたが、
控除(…決められた支出があったか)の部分に差しかかったときです。
『あー支払いました!』
「支払ったことを証明するものはありますか?」
『えっ……(※源泉徴収票しか持って来ていない)』
税務署の職員さんの話では、
「国民年金を納付したかどうかは、日本年金機構から自宅に届くハガキ(=社会保険料(国民年金保険料)控除証明書)があれば証明できて、
国民健康保険を納付したかどうかは、領収書か、領収書がなくても、市役所で証明書を発行してもらえば証明できる」
とのことでした。
私の中で、「日本年金機構から来たハガキは保管しておくべき」という認識があったので捨てていない確信があったのですが、
逆に、国民健康保険料を支払った際の領収書は確実に捨てた記憶しかなかったので、市役所で証明書を発行してもらえると分かったのは有難かったです。
そのため、その日は、「国民健康保険料を支払ったことを証明する証明書」を市役所で発行してもらって終わりました。
確定申告の手続きは終わらせられなかったのが残念です。
(3)確定申告は2021年は4/15まで。余裕を持って進めるのが吉
確定申告の手続き期間は1か月で、本来は毎年3/15が締め切りなのだそうです。
(2021/2/23追記・訂正)
ですが、2021年は、4/15(木)までに延長されているそうです。
(カメさんさん、情報をありがとうございます。
私の方でも再度調べ直したところ、その通りでした)。
密集しないようにするための配慮のようです。
2/23現在、まだ余裕はありますが、今回のような不測の事態が起こり得るので早め早めに動いたほうがいいなと思いました。
先延ばしにして、今回のようなミスを締切日ちょうどにしていたと思うとゾッとします。
間に合わないということになりますからね。
それと、手続きの際には、万一に備えて午前中から動き始めたほうがいいと感じました。
また、私には関係がありませんでしたが、
控除対象のものには、他にも「医療費控除」や「生命保険料控除」や「寄付金控除(ふるさと納税等)」等、様々なものがあるようなので、
事前に確認して、「支払証明」となるものを持参していくと二度手間にならないと思います。
次に税務署に行ったときにスムーズに終わるとよいのですが、
また進展があったらブログに書きます。
(2021/2/27追記)
確定申告が終わりました。