書きつくし!

料理・物の処分・音楽・感想・考えを書きつくす

更新していない別ブログの9年前の感想に「続きはないのか」というコメントが最近来ていて考えたこと

「そのときにしか書けないことがある」と思った話をします。

(1)ついに、そのときがやって来た

先日、何気なく、もう今は更新していない、過去の自分のブログにログインしたときのことでした。

 

そのブログは、はてなブログとは異なり、特に特定の誰かとの交流があるわけでもなく、一人もくもくと書いていたブログでした。

アクセス(閲覧)数も、毎日一桁とか、そういう感じだったと思います。

訪問者0の日もあったかもしれません。

 

ざっと全てのページを読み返してみたのですが、

素朴なタイトルに、素朴な内容といったブログです。

日記のような内容のときには、300字くらいしか書かれていませんでした。

 

しかし、アニメ等の感想となると話は別です。

4000字以上は軽く書いて、最後に「これでも削った」等と言い訳しているような感想が多く残っています。

「原作と比較して、原作では、ここはこういう意図だったけど、アニメでは、ここはこう変わっていて、こういう意図になっていますよね~」という調子で延々と書いていて、

 

オ、オタクだーーー!!!

早口で喋ってそう!!!

 

というブログでした。

 

しかしながら、根強い人気を誇る原作のメディアミックスということもあるのか、

9年前に書いた感想でも、未だにポツポツ(相変わらず一日一桁程度)と検索エンジン(=グーグルやヤフー等)からの閲覧があるようです。

 

私も、アニメ視聴の後に、アニメの感想をブログで読むのを楽しみにしていた身として、

「検索したときに、お目当ての感想がない」ことの悲しさは知っているつもりだったので、

「当時の感想」として消さずに残していたのですが、ついに事件が起きてしまいました。

 

私が、最終回まで、きちんと感想を書いておけば起こり得なかったことが。

 

9年前の感想に対して、つい1か月程前に新着コメントが来ていたのです。

「続きはないんですか?」と。

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ライブドアブログより

「ついに、このときがやって来てしまったか」という気持ちでした。

(2)今の私が書いても当時の自分自身にはなれない

私にも、一丁前に「人から期待されたら応じたい」という思いがあったので、

「続きはないんですか?」のコメントを見たときに、

「今からでも書いてみようか?」という衝動に駆られました。

 

ですが、……できない!

 

確かに、9年経とうが、私は私です。

物の見方も考え方も、連続した似通った部分は勿論あります。

 

しかし、一方で、当時の私は、今の私ではないのです。

当時の私の文章を真似して、寄せて書くことはできるかもしれません。

過去の自分のトレースが一番上手いのは、きっと今の自分でしょう。

 

けれど、あたかも今の自分が、当時の自分であるかのように、当時の熱量があるかのように感想を書くのは、自分も相手も裏切ることになるなと感じました。

今、感想を新たに書いてしまうことで、昔の感想まで嘘になってしまうような、そういう感覚です。

 

それは、私としては避けたいことだったので、いただいたコメントには、丁重に謝罪の返信コメントをしておきました。

1か月も前のコメントだったので、もう見ていない可能性のほうが高いのですが。

(3)書けるときに書いておく

 今回のことがあって、「書けるときに書いておくことは大事だなあ」としみじみ思いました。

 

当時の感想も、せめて箇条書きやアウトラインさえ残っていればという気もします。

私自身、「この感想の続きを読みたかった」と自分の感想を読んで思ったのですが、

手がかりがないので、当時の私が何を考えていたのか、もう分からないんですよね。

 

書けないときでも、形にはこだわらず、何か爪痕さえ残しておけば、後から思い出す取っ掛かりにはなるはずです。

 

当時の私には当時の私なりの書けない事情があった上でのことだと思いますし、

これからの私にも起こり得ることだとは思いますが、

どんな形であれ、書けることに関しては、ヒントを残しておきたいです。

 

 

以上になります。それにしても9年前に書いたものが未だに残っていて、誰かの目に触れることがあるというブログというものは、本当に凄いなと気づかされました。

それ以上に、検索サーチという機能が凄いというべきかもしれません。

そして、何年も眠っていたブログの書き手を蘇らせるコメントのパワーも凄いですね。

 

次回は、「一つの料理を何度も作ることが、料理の手際の良さや上達に繋がるのではないか」と思った話をします。