粉タイプのシチューを作る。水を、作り方に書いてある分量の倍にしても、20分煮るには足りない(料理第7弾)
最近、切った状態の野菜が冷蔵庫に入っていることの良さを実感しています(カレーを作った時の残り)。
「料理を美味しく作りたい」企画の第7弾となる今回は、シチューを作ります。
ただ、普通にシチューの固形のルウを買うつもりだったのですが、
ルウが粉状になっている物が売ってあったので、そちらを買いました。
カレーを作った時に、ルウが溶け残っていたのを思い出したからです。
また、前回カレーを作った時に、作り方通りの分量の水を入れたら、途中で水が全て蒸発してしまったため、
今回のシチューでは、作り方に書かれてある分量の倍の水を入れます。
(1)粉タイプのシチューを作ろう
①材料と作り方
パッケージ通りの材料と作り方は以下の通りです。
美味しく作るために、野菜や肉のグラム数はきっちり守りつつ、
水の分量だけ450mlの倍である900mlを投入します。
かなり不安ではありますが、理論上はこれで、ほぼ倍の時間を煮る(=水を入れた状態で火を通す)ことが可能になるはずです。
ちなみに、カレーを作った時は、約8分で350mlの水が全て吹き飛びました。
(2022/1/16追記)
カレーを作るときに、中火と勘違いして強火で作ってしまっています。
また、ここから先のシチューも強火で作っています。
水分がすぐに蒸発してしまってお悩みの方は、火の強さを弱めることをお勧めいたします。
②野菜と肉を準備する
私は切った状態の野菜があったので、そちらを使います。
ただ、ジャガイモは足りなかったので追加で切りました。
どうやって野菜を切ったかは、カレーの方で書いているので、そちらをご覧ください。
minimalist-gyakubari.hatenablog.com
さらに、前回の反省を生かし、牛肉を1つ1つ引き離しました。
フライパンの中で牛肉を引き剥がそうとすると、その間に肉を焼き過ぎてしまうからです。
重さを量る計量器で、グラム数をきっちり揃えたら準備完了です。
③肉と野菜を炒める
カレーの時と同じく、肉から炒めました。
ちなみに、肉がくっつかないように投入することに神経質になっていたので、
肉を1個ずつ投入しました。
ええ、最初に投入した肉から、どんどん固くなっていっていましたね。
この時点で、肉の焼き過ぎは確定しましたが、立ち止まるわけにはいかないので野菜も投入しました。
④水を900ml入れて、沸騰させる。あくを取る
下の画像で900mlの水を入れていますが、写真で見るとそこまで大量に入れているようには見えませんね。
肉を焼き過ぎているのは、一目見て分かりますけどね。
カレーの時は何故か灰汁(あく)が出てこなかったのですが、
今回は灰汁(薄茶っぽい泡)が出て来たので、お玉ですくい取ります。
⑤20分煮ようとして、18分くらいグツグツ煮た結果
水の量も2倍にしたので大丈夫だろうと思っていたのですが、
18分くらいで様子を見たところ、下の写真のようになっていました。
結構、水分がギリギリなように見えます。
「20分待ちたい」、「けどこれ以上煮たら、さらに水が少なくなってしまう」という葛藤を経た結果、19分で火を止めました。中途半端!
⑥粉状のルウを54g入れる
粉も重さを量ってから投入しました。
この水分量で、この粉を溶かしきることが出来るんでしょうか…?
しかし、助っ人がいました。
⑦牛乳を100ml入れて、5分間煮る
カレーと違い、シチューは後から牛乳でルウの「かさ増し」をすることが出来ます。
牛乳を入れましょう。作り方の通り、100mlを投入します。
何とか危機を脱することが出来ました。
完成です。
(2)シチューを食べよう
完成したシチューはこちらになります。
見た感じでは分かりにくいかもしれませんが、もうちょっと水分が多くても良さそうな出来上がりでした。
粉タイプのルウを使ったこともあり、カレーの時のようなルウの溶け残りは感じなかったです。
ただ、肉は相変わらず美味しくなかったですね。下手すると、カレーを作った時よりも焼き過ぎていたかもしれません。
修行不足を感じたので、引き続き改良していきたいと思います。
以上になります。作ってみた教訓としては、水を倍の量で投入した後、
20分も待たなくてもよいので、具材が全て隠れきってしまう水の量の時に、火を止めてしまえば良いのではないかと思いました。15~16分くらいでしょうか。
(2022/1/16追記)
水分が足りなくなることについての考察ですが、フライパンで作っているので水分が蒸発しやすいということと、この頃の私が中火と思って強火で調理していることも大きく影響しているものと思われます。
肉が焼けすぎたのも同じ理由と思われます。
ご家庭によって火の強さが異なるはずなので、適宜調節しながら野菜が隠れるくらいの水分量を維持(または追加)できると成功しやすいのではと考えています。