書きつくし!

書き尽くそうと思います

『まだ結婚できない男』は本当に結婚した方がいいのか?本人・周囲・国の三視点から考えた

先日たまたま、ドラマ『まだ結婚できない男』の3話だけを見ました。

 

「結婚できない」と言うと否定的に聞こえますが、何も不自由なく暮らしている桑野さんを見ていると「結婚しなくてもいいのでは?」という気もしてきます。

 

そこで、桑野さんを含めた「まだ結婚できない(又はしていない)男と女」は本当に結婚した方がいいのかについて、本人・周囲の人達・国の3つの立場から考えてみました。

 

すると、「今の時点でなりふり構わず動いていないということは、結婚しなくても生きて行けるということなのでは?」という結論に現時点ではなったので、詳しく説明したいと思います。

①結婚していない本人にとって、結婚した方がよいか

せっかくなので先に、『まだ結婚できない男』の主人公である桑野さんが結婚した方が良いかについて書きます。

 

と言っても当然、私が決めることではないです。最終的には本人が決めることです。

それに、桑野さんが何を考えているかは私には分かりません。

 

しかし、3話時点での桑野さんの「行動」は分かるので、その行動から読み取れることについて話したいと思います。

53歳まで結婚せずに生きて来られたなら、これから先も生きて行けるのではないだろうか

公式サイトの相関図によると、作中の桑野さんは53歳なんだそうです。(※公式サイト参照:まだ結婚できない男 | 関西テレビ放送 カンテレ)。

 

53歳というと、就職も、就職してからの困難も約30年、結婚相手がいなくても乗り越えてきた実績があるということになります。

 

「53歳まで結婚できない」ということは、裏を返すと「53歳まで結婚しなくても生きて来られた」ということなんですよね。

 

30年間、結婚相手を必要とせず生きて来られたと考えると、「その先の30年、さらにその先も、結婚せずに生きて行けそう」と私は考えます。

 

ただし、「老後は?」と思われる方もいらっしゃると思うので、老後については最後に書きます。

今この瞬間、なりふり構わず必死に結婚に向けて動いていないということは、結婚を必要としていないということではないだろうか

ここからは、桑野さんだけでなく、私を含め、結婚をしていない男女に話を広げたいと思います。

 

「いや、自分には本当に結婚が必要なんだ」「絶対に結婚したいと思っている」という人なら、今この瞬間に動き出しているはずと私は考えます。

 

例えばですが、「食べること」「寝ること」「外に出る時に、服を着ること」等は、誰かに言われなくてもやりますし、

「自分は外に出る時は、服を着ないといけないと思っているし、本当に服を着たいと思っているんだ」と口では言いながら、実際は裸で外を歩き回るなんてことはあり得ません。

 

何故かと言うと、死んでしまったり、捕まったり、良くないと考えたりするからです。生きるために必要ということです。

 

同様に、働いてお金を稼ぐことだって、本当に必要になるまでは「働きたいとは思っている」と言いつつ実際は働かないこともあるでしょうが、

いざお金が底を突いて切羽詰まれば、日雇いバイトでも何でもお金を稼ごうとするはずです。

本当に、お金が必要になったからです。

 

同じように結婚も「本当に必要」なら、していると思います。もしくは、必死に動いていると思います。

 

必死になっていないのであれば「結婚したい気がする。結婚した方がいい気がする。(けど、○○(お金がある等)だから、結婚しなくても生きて行けるなあ)」と、

何か自分にとって「結婚しなくても生きて行ける」理由があって、そのために結婚していないと考えるのが妥当でしょう。

②周囲の人にとって、結婚していない人は結婚した方がよいか

次に、「結婚していない本人」の周りの人にとって、結婚していない人は結婚した方が良いかについても考えたいと思います。

 

もしかしたら、「まだ結婚しないの?」「結婚したら?」と特に両親や家族は勧めることがあるかもしれません。

 

しかし、これもまた本気ならお見合い相手を探したり、自分の子どもがお見合いを望まないタイプなら、それとなく良さそうな人と引き合せたり、早い段階から色々と動き出していることでしょう。

 

ちなみに、私と妹の間で「言動が桑野さんに似ている」と話題になった私の父親もお見合い結婚です。両親だけでなく、周囲の人達も「結婚してほしい」と願った結果ですよね。

(そもそもの話で、男性は皆、多かれ少なかれ桑野さんのような部分があると思っているのですが、どうなんでしょうね)。

 

もっと言うと、周囲の人達が「結婚してほしい」と願っているなら、その本人が子供の頃から「結婚は良いものだよ」「結婚した方がいいよ」と吹聴しまくっているはずです。

 

特に言われた経験がないのなら「そこまで本気で結婚してほしいと思っているわけではないんだろうな」と考えて間違いないでしょう。

「結婚してほしい。(けど、働いて生活できているならそれでもいいや。本人の意思を尊重したいな)」みたいなところでしょうか。

 

違うと思われる場合はご連絡いただけますと幸いです。

③国にとって、結婚していない人は結婚した方がよいか

最後に、日本にとって、結婚していない人は結婚した方がよいかについて考えてみます。

 

その国にいる人がゼロに近づけば近づく程、国家は消滅に近づくので、「結婚して子供を増やしてほしい」と全く考えていないということはあり得ないでしょうね。

 

実際に、「人口減 日本 対策」で検索したところ、厚生労働省の「人口減少克服に向けた取組み」という「平成27年度版 厚生労働白書」が出て来ました。(※参照:https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/15/dl/1-02.pdf)。

「克服」と言っているところからも、問題意識があることが分かりますね。

 

ざっと見ましたが、人口減少の対策として重点が置かれているところとしては、

「①待機児童をなくす等して子育てしやすくする」

「②正規雇用にする等して給料を上げる

「③3人以上、子どもが持てるようにする等、既に子どもがいる家庭にさらに子どもを増やしてもらう」

「④男性の育児参加や、女性が出産後も働けるようにする

「⑤地域に合った取り組みをしてもらう」

となっていました(※同白書p.210参照)。細かい部分は実際にご覧になってみてください。

 

つまり、「ただただ結婚してほしい。そして子供を増やしてほしい」のではなく、

「働いてほしい。働いて税金を納めGDPも増やしながら、子どもも増えて欲しい」という風に願っていると、上記の5つの対策からは見受けられます。

 

本当に切羽詰まっていてなりふり構っていられない状況なら、「男性も女性も働かなくていいから結婚して子どもを増やしてくれ!」になると思いませんか?

 

しかしながら、国の性質上、そうはなりませんよね。税金がないと国が経営できませんからね。

そもそも、人が増えて欲しい理由も、国力や経済の維持と発展のためと思えば、「稼がなくていい、働かなくていい」ということにはならなさそうです。

 

なので、国にとっても「お金(労働)≧結婚・子育て」になってしまっているわけです。どうしても、結婚(子ども)よりも労働を先に求めてしまう構造になっているようです。

 

つまり、国としては「結婚してほしいけど、働いてほしい」というところでしょうかね。

結論:結婚していない人は、結婚しなくてもよい。ただし、結婚して得られる物を、代わりに得る方法を考える必要がある。また、周囲の子どもとその家族を援助する必要もある。

ここまで、「まだ結婚していない人が、結婚した方が良いか」について、本人、周囲の人、国がどう考えているかについて見て来ました。

 

結果、どの立場の人も「熱烈に結婚を望んでいるわけではない」ということが見て取れたのではないかと思います。

「結婚をしないならしないでもいい」ということですね。

 

ただし、もし、結婚したら得られたであろうものを自分も手に入れたいということであれば、何か他の方法で確保することは考えても良いと思います。

 

例えば、孤立が心配なら、友人や何かのコミュニティと繋がっておくとか、

老後が心配なら、老人ホーム等自分の面倒を見てくれるところを探しておく等ですね。

 

また、「自分には子どもがいないから、子どもなんてどうでもいいや」ではなく、これから先の社会を支える子どもとその家族を援助しようとする姿勢も大事だと思います。

 

実際に自分の子どもを育てなくても、他人の子どもを支えていくことは出来ます。

仕事で関わることもあるでしょうし、日頃の生活の中でも「ちょっと譲ってあげる」「ちょっと助けてあげる」ことを心がけるように私もしたいところです。

 

 

長くなりましたが、以上になります。

次回は、引っ越し前の掃除に戻ります!