1か月分の献立を作って1週間分の食材をまとめて買うようにする
ちょっとぶりです。エクセルで家計簿を付けているのですが、私がしばらく休職するので「ちょっと食費を抑えてみようか」ということで、2人分の1か月分の献立を作るようにしました。夕食を基軸に考えているので、夕食の献立をメインに紹介します。
と言っても、料理は全く得意ではないので、「主菜(メインおかず)」「副菜(サブおかず)」「汁物」の3つのみの献立です。しかも、副菜は「納豆」とか「レタスサラダ」とかなので、心構えをお願いします。
献立を考えたり食費を抑えたりする参考に、少しでもなれば幸いです。
(1)1か月分の夕食献立
それでは、実際に作成した5月夕食の献立です。上段が主菜、中段が副菜、下段が汁物です。
料理が苦手で、メニューのアイデアが湧かない中でも、食費を抑えつつ献立を作るために工夫したことを4点挙げます。
①曜日ごとに主菜(メイン料理)のテーマを決める
0から何を作るか考えると行き詰まってしまいがちだと思うのですが、私の場合、曜日ごとに「メイン料理」をどういう系統の料理にするかを決めると考えやすかったです。
例えば、土曜は「魚系」とか、水曜は「ルウ(を使って作る料理)系」とかになります。
「ルウを使って作るメイン料理なら、カレーライスかシチューかハヤシライスかな?」とイメージが湧きやすくなりました。
ちなみに、先月4月の献立では、ルウ系の曜日は、「カレーライス」と「ハヤシライス」のローテーションでした。
②奇数週と偶数週のメニューは同じにする
「奇数週と偶数週のメニューが同じって、実質2週間分の献立しか考えてないじゃん!」という声が聞こえてきそうですが、その通りです。
1週目と2週目を考えたら、3週目と4週目は週前半のメニューをそのまま繰り返しているだけです。
もっと言うと、1週目と2週目はメイン料理(主菜)はかろうじて変えていますが、副菜と汁物は全く同じです。
実質、1週間分しか考えていません。
③週の中で2~3回は使える食材のレシピを選ぶ/週に1袋以上使う食材のレシピは避ける
基本的に食材を1週間単位で考えているので、曜日をまたいでも使い道のある食材を買うようにしています。
献立(レシピ)の時点で、「1週間の内に1回しか使い道がない」食材は外しているということですね。
例えば、「1週目」の「人参」なら、「①大根人参味噌汁(日曜)」「②肉じゃが(月曜)」「③ビビンバ丼(火曜)」「④シチュー(水曜)」「⑤大根人参豚汁(木曜)」に使えるのでオーケーとなります(大活躍!)。
大体人参は1袋に3本入っているかと思いますが、毎回のレシピで人参を半分ずつ使うので、実際に人参を使うのは1週間で2.5本となります。
逆に、1週間の献立の中で、2袋以上同じ食材を買うのはなるべく避けるようにしています。
同じ野菜を二袋買うと、自宅にある、私が一人暮らしのときから使っていた一人暮らし用の冷蔵庫を圧迫するし、値段も高くなることが多いからです。
先ほどの「人参」の例で行くと、人参料理を「もう2品」加えて、1袋3本の人参が3.5本必要になる献立にするのはナシということになります。
④昼の弁当おかずを前日の「主菜」「副菜」の2品にする
朝食は「前日の汁物の残り(なので、前日夕食の汁物は4人分作っています)」+「トースト(「ジャム+ケーキシロップパン」と「コーンピザトースト」のローテーション)」でいいとして、昼食の弁当をどうしているかというと、前日夕食の「主菜」と「副菜」を再利用しています。
昼食の弁当については、夫は、「弁当は、白ご飯にふりかけをかけるだけでいい」と最初に言っていましたが、「いくら私が料理が苦手でも、流石にそれは栄養的にどうかな?」と思い、2品は入れることにしました。
ただ、火曜の「韓国系」のときのドンブリメニューのときは、翌日の弁当は、下にご飯を敷き詰めて、その上にドンブリおかずを乗せています。
副菜が、翌日のお弁当に使えないメニューのときには、スクランブルエッグか、キャベツ系のおかず(ポリ袋に、ざく切りにしたキャベツを入れて、味付けは、ゆかりふりかけか、塩こんぶ+ゴマ油か、焼肉のタレかその他何かです)か、余りそうな食材を使ってインターネットでレシピを調べて作っています。
私の方は、昼は適当に「素麺」か、朝食にも食べている「コーンピザトースト」をローテーションで食べています。
(2)実際の食材買い物リストと値段
先日土曜日に第2週目の1週間分の買い物をしたので、実際に作成した食材の買い物リストと値段を載せます。
実際には、私の予想値段だけ入力して印刷して行き、食材をカゴの中に入れるたびに、横の空欄に実際の値段を書き込んでいます(不審者)。
たまたま義実家から玉ねぎを貰えたので、玉ねぎ200円前後分が浮きました。
この週は、先週に米5kgを買っていたので、米2kgを買う必要がなかったので若干合計金額が安くなっています。足りなくなった調味料も少なめでした。
最近の普段の1週間分の食材金額は、7000円~8000円くらいになることが多いです。
仮に1週間8000円かかるとして、それでも8000円×4週間=32000円なので、2人分の食費としては、まあまあ抑えられている方なのではないでしょうか。
この献立を作る前の食費は、私のつわり後から食費が緩んでしまって、月8万円台とか行っていたので、一旦また引き締められて良かったと思っています。
(3)無理のない範囲で続けたい
1か月分の献立を作るのは一見大変そうに見えるかもしれません(そうでもない?)。
確かに、最初は手間がかかるのですが、一回献立を作ってしまうと毎日メニューを考えずに済むので意外と楽です。
冷蔵庫にメニューを貼り付けておいて、毎回確認しながら作っています。
あまりガチガチに食費を削りすぎて健康に影響が出たら元も子もないので、適度に余分に買ったり、外食も月に1回くらいは行ったりしながら、無理のない範囲で続けられたらと思っています。
狭い台所なら小さいサイズの調理器具を使うとラクなことに気づく
先月から新居に移っているのですが、狭い台所に合わせて調理器具を新調した話をします。
(1)自炊は難しそうと思っていた
今の新居を見学(内見)したときに、
「引っ越してからは、自炊は無理そうだな」と感じていました。
何故かというと、見たことがないくらい台所が狭かったからです。
調理する場所は横幅が20cmくらい、流し場も横幅が30cmないくらいの幅しかありませんでした。
特に私の場合、料理が下手なので狭い台所で料理するイメージが浮かばず、
「周囲に店もあるし、外食か弁当を買って来る生活になりそう」と予感していました。
ですが、引っ越し前の1か月くらいの間、残っていた食料を使い切るために、ひたすらお好み焼きと野菜スープを自炊していた生活のせいでしょうか。
越してきて1週間くらい経ち、あらかた外食にも満足すると、ふと、
「自分で作ってお好み焼きを食べたいな」という気持ちが湧いて来ました。
別段、美味しく作られるわけでもないので、これには自分でも驚いたのですが、
恐らく、お好み焼きソースとマヨネーズたっぷりの組み合わせが食べたくなったのかもしれません。
それで、試しに狭い台所で料理にチャレンジして見たのですが、
案の定、26cm幅のフライパンやボウルを洗うときに、周囲にガコガコとぶつかってしまい、洗いにくいことこの上ありませんでした。
「今は仕事が休みで余裕があるからいいけれど、仕事が始まったら絶対にこの状況では自炊は続かないな」と確信した瞬間でした。
(2)小さいサイズの調理器具を買うべきと気づく
そこで、一つ浮かんだ考えが、
「狭い台所に合わせて、調理器具も小さくすればよいのでは?もっと小さい調理器具も売ってなかったっけ?」
というものでした。
早速、ニトリに足を運んだところ、一番小さいサイズで20cm幅のフライパンが売っていました。
ボウルや、まな板も今まで使っていたよりも一回り小さいサイズのものがありました。
使ったことのないサイズのものだったので、一抹の不安はよぎりましたが、
どの道、今の大きさのままでは料理は続かないのだしと思い、
サイズが小さいため値段も1000円前後、もしくは1000円以下と手ごろだったので購入します。
ついでに、フライパンのフタも、自立してくれるものがあったので、台所の幅の節約のために買いました。
新しい器具は、台所と合わせると、このくらいの大きさです。
フライパンのサイズとして、20cmだと、はみ出さずピッタリでした。
ボウルとまな板のサイズもちょうど良かったです。
まな板ははみ出していますが、はみ出すことを見越して薄いペラペラなものを買ったため、
まな板の重さで左側に落ちる心配なく使えています。
肝心の洗い物も、20cmサイズだと、周囲にぶつけることなく洗うことができました。
(3)思わぬ効果も付いて来た
そして、20cmサイズにしたことで、思わぬ副次的な効果が3つ生まれました。
1つは、料理の量や大きさが1人分にちょうどいいということです。
今まで、26cmサイズのフライパンで作っていたときは、明らかに出来上がる量が一人分ではなく、野菜スープも4回くらい皿に盛り直して食べていました。
お好み焼きも同様で、私の持っている平皿に一枚が入りきらないので、毎回4等分にして食べていました。
それが、20cmのフライパンで作るようになってから、
平皿にぴったりお好み焼き1枚が収まるようになりました。
スープにすると、2椀分(2人分)といったところでしょうか。
2つは、火の通りが早く、調理時間の短縮になったということです。
どうやら、調理器具が小さい方が、熱の通りが早いようで、あまり待たなくても料理が出来上がるようになりました。
最後は、洗い物もラクになったということです。
調理器具が小さく軽いので片手で持っておきやすく、洗うときもスポンジをクルッと一回しすれば洗えるので、
「小さいフライパンだと、こんなに洗うのがラクだったのか」と新鮮な驚きでした。
これらの調理器具のおかげで、新生活でも料理を続けて行くことができそうです。
4月から引っ越しで台所が狭くなったという方、今も台所が狭くて困っているという方は、調理器具を小さくすることを試してみてはいかがでしょうか。
そういうわけで、私の「新生活が捗る逸品」は、
「20cmサイズのフライパンと、その他小さい調理器具」でした。
☆オマケ☆
20cmサイズのフライパンのおかげ?で、目玉焼きも3回目くらいでようやく成功?しました。
以前の失敗からのリベンジを果たしかけています。
minimalist-gyakubari.hatenablog.com
ただ、黄身を割ってみると、まだ半熟よりも固まっていない液体状なので、
半熟くらいに固められるようになりたいです。
あと5回くらい作ればできそうな気がしています。